会社売却先シミュレーション

協和エクシオ(1951)及びシーキューブ(1936)、経営統合へ向けた株式交換へ

更新日:

協和エクシオ(1951)及びシーキューブ(1936)は、経営統合に向けて、協和エクシオを株式交換完全親会社、シーキューブを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを取締役会で決議し、両社間で株式交換契約を締結した。

シーキューブの普通株式は上場廃止となる予定。
シーキューブの普通株式1株につき、協和エクシオの普通株式0.31株を割当て交付する。

協和エクシオは、事業ポートフォリオの再構築を進めており、進行中の中期経営計画においては、システムソリューション事業の第2の柱への育成と、コア事業である通信インフラ構築関連の生産性・品質向上や徹底した効率化による収益力強化を掲げている。

シーキューブもまた、通信設備工事の生産性向上による更なる事業基盤の強化と、通信設備工事以外の分野である一般設備工事、情報サービス事業の売上拡大に注力し、収益構造を転換することを掲げている。

本件M&Aにより、協和エクシオ及びシーキューブは、グループ一体として新たな協力体制を構築し、通信設備工事における体制の最適化・生産性の向上を図るとともに、通信設備工事以外のビジネスの拡大にも取り組むなどシナジーの創出に取り組むことで、企業価値の更なる向上を図る。

●今後のスケジュール
上場廃止日(シーキューブ) 平成30年9月26日
株式交換の効力発生日 平成30年10月1日

通信工事業界のM&A・事業承継の動向はこちら

エクシオグループに関連するM&Aニュース

エクシオグループ、ソリューョン事業などのインタラクティブ・コミュニケーション・デザインを買収

エクシオグループ株式会社(1951)は、株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(東京都港区、以下「ICD」)の全発行済株式を取得する契約を締結した。エクシオグループは、通信キャリア事業、都市インフラ事業、システムソリューション事業を行っている。ICDは、ソフトウェア開発を中心に多くの業種の案件に対応、子会社であるICDVIETNAMLIMITEDLIABILITYCOMPANY(ベ

エクシオグループ、計装・自動制御システムの設計を行う関連会社サンエツの株式追加取得、子会社化へ

エクシオグループ株式会社(1951)は、関連会社である株式会社サンエツ(東京都中野区)の発行済株式を追加取得し、子会社化した。エクシオグループは、通信事業者向けの電気・通信基盤構築を手がけている。また、ICT(情報通信技術)を使ったソリューションの提供などを行っている。サンエツは、計装・自動制御システムの設計・施工・調整・メンテナンスや、電気・空調・衛生・セキュリティなどの施工を行っている。本件は

エクシオ・デジタルソリューションズ、サンデンシステムエンジニアリングの株式取得、子会社化

エクシオグループ株式会社(1951)の子会社であるエクシオ・デジタルソリューションズ株式会社(東京都港区、EDS)は、サンデンシステムエンジニアリング株式会社(群馬県伊勢崎市、SSE)の全発行済株式を取得することを決定した。エクシオグループは、情報通信インフラ分野における専門技術をコアコンピタンスとして、電気・土木・環境インフラ、ネットワークインテグレーション、システムインテグレーション事業を展開

エクシオグループの連結子会社DeClout、公開買付けによりProcurriの株式取得へ(TOB)

エクシオグループ株式会社(1951)は、連結子会社であるDeCloutPteLtd(シンガポール)が、ProcurriCorporationLimited(シンガポール)の発行済株式を対象とした公開買付け(TOB)を実施することを決定した。公開買付けの価格は、普通株式1株当たり0.425シンガポールドル。公開買付けに要する資金は、約82.3百万シンガポールドル。(発行株式総数の全株式のうちDeCl

エクシオグループのケイ・テクノス、西九州電建工業の全株式取得、子会社化

エクシオグループ株式会社(1951)のグループ会社である株式会社ケイ・テクノス(福岡市南区)は、通信インフラ事業の拡大・施工体制維持を図るため、佐賀県西部を中心に電気通信工事を手掛ける西九州電建工業株式会社(佐賀県佐賀市)の全発行済普通株式を取得し子会社化した。エクシオグループは、通信キャリアから土木・建築・電気設備・再生可能エネルギー事業を展開している。ケイ・テクノスは、光ファイバーを使ったブロ

この記事に関連するタグ

「子会社・株式交換」に関連するコラム

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

M&A全般
株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

株式交付とは?株式交付は、M&Aなどにおいて買い手(譲受け企業)が他社を子会社化するために支払う対価として、自社の株式の交付を認める制度です。株式交付制度は、令和3年3月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律案」で、企業買収の手続きを合理化することを目的として新たに創設されました。会社法では以下のように定義されています。株式交付(会社法第2条32号の2)株式会社が他の株式会社をその子会社(法

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

M&A全般
株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

企業間で行われる組織再編の方法の一つに株式交換があります。本記事では、株式交換の基礎からメリット・デメリットを整理した上で、株式交換を行う場合の具体的な流れや税務処理・著名企業の実例などについて解説していきます。株式交換とは?株式交換とは、売り手側である譲渡企業の全株式を、買い手側である譲受企業の株式と交換することにより100%の親子関係を生じさせる手法です。対価が譲受企業の株式であることが、大き

沖縄からM&A業務をサポート。スピアが取り組むM&A後のPMI

広報室だより
沖縄からM&A業務をサポート。スピアが取り組むM&A後のPMI

日本M&Aセンターグループとして初のM&Aを行い、2020年10月に株式会社企業評価総合研究所の子会社となった株式会社スピアは、2021年11月に創業25周年を迎えました。スピア取締役の宮城と社長室室長の永井に、M&A後のPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション:M&A後の経営統合)について聞きました。日本M&Aセンターグループ初のM&Aで企業評価総合研究所の子会社にスピアでは74人(202

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年5月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード