株価算定シミュレーション

マクセルHD(6810)、東洋紡(3101)より産業用ゴム製品製造・販売子会社の株式取得、子会社化

更新日:

マクセルホールディングス(6810)は、クレハエラストマー株式会社(大阪市)の株式をクレハエラストマー筆頭株主である東洋紡(3101)から取得し子会社化することを決定し、東洋紡との間で株式譲渡契約を締結した。
取得価額は概算600百万円。議決権所有割合は81.97%となる。

マクセルHDは、進行中の中期経営計画において、自動車、住生活・インフラ、健康・理美容の成長3分野市場における事業領域の拡大と新規事業の創出を掲げている。また、同3市場における産業用部材料セグメントの主力製品の事業成長を目指している。

クレハエラストマーは、マクセルHDが保有していないゴム系部材や厚手シートの押出成型技術において、高い技術力と長年の事業経験を有している。エレクトロニクス、自動車、建築・土木市場では、産業用ゴム製品における主力企業。

本件M&Aにより、マクセルHDは、ゴム系部材・押出成型技術を獲得し、防水機能用途ゴム系部材の拡販、高気密住宅用途ゴム系部材の市場への参入を図るとともに、配合、シート化技術の応用により、電磁波抑制シート等の機能性部材料分野への進出を図ることで、産業用部材料事業の拡大に取り組む。また、自社の持つ粘着加工技術との融合や原材料調達のスケールメリット、クロスセールス等シナジーを創出することで、技術、コスト、販路面で相互に強化し、事業拡大を目指す。

●今後のスケジュール
株式譲受実行日 平成31年1月8日

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、繊維・衣服・装飾品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

マクセル・東洋紡に関連するM&Aニュース

東洋紡、子会社の東洋紡エムシーへ機能素材に係る事業を承継へ

東洋紡株式会社(3101)は、子会社の東洋紡エムシー株式会社(大阪府大阪市)へ、機能素材に係る事業の承継を決定した。【承継する事業内容】国内外の機能素材の開発、製造および販売(以下)に関する事業、および当該事業に附帯関連する事業。・重合開発営業・バイロン・ハードレン・光機能材料・ファインケミカル・エンジニアリングプラスチック・アクア膜・環境ソリューション装置・AC製品・AC材料・スパンボンド・生活

東洋紡、子会社の東洋紡システムクリエートを吸収合併へ

東洋紡株式会社(3101)は、完全子会社である株式会社東洋紡システムクリエート(大阪府大阪市、以下TISC社)を吸収合併することを決定した。東洋紡を存続会社、TISC社を消滅会社とする吸収合併方式で、TISC社は解散する。東洋紡は、フイルム・機能マテリアル、モビリティ、生活・環境、ライフサイエンス分野における各種製品等の製造・加工・販売や、プラント・機器の設計・制作・販売を行っている。TISC社は

マクセルHD、連結子会社のマクセルを古河電池に会社分割で承継へ

マクセルホールディングス株式会社(6810)の連結子会社であるマクセル株式会社(京都府乙訓郡)が営む事業のうち、積層ラミネート型リチウムイオン電池事業を、古河電池株式会社(6937)に会社分割(簡易吸収分割)の方式により承継させることを決定し、マクセル株式会社と古河電池の間で基本契約書を締結した。マクセルを吸収分割会社、古河電池を吸収分割承継会社とする吸収分割(簡易吸収分割)となる。マクセルグルー

東洋紡(3101)、帝人(3401)子会社の帝人フィルムソリューションおよびP.T. Indonesia Teijin Film Solutions の株式取得、子会社化

東洋紡(3101)は、帝人フィルムソリューション株式会社(東京都千代田区、TFS社)およびP.T.IndonesiaTeijinFilmSolutions(インドネシア、ITFS社)のそれぞれの株式を取得し、子会社化することを決定し、帝人(3401)との間で株式譲渡契約を締結した。取得価額は、概算約100億円。TFS社およびITFS社は、東洋紡の特定子会社となる。東洋紡は、「フィルム&コーティング

マクセルHD(6810)、DBJと共同で電設工具、家電製造・販売会社の泉精器製作所の全株式取得、子会社化へ

マクセルホールディングス(6810)は、株式会社日本政策投資銀行と共同で、株式会社泉精器製作所(長野県松本市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。両社による取得価額は18,200百万円。マクセルHDは、泉精器株主のTMCAP2011投資事業有限責任組合及びマーキュリア日本産業成長支援投資事業有限責任組合との間で泉精器株式の取得に関し合意に至り、中間持株会社(マクセルHDとDBJが共同出資

この記事に関連するタグ

「子会社・株式譲渡」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

「子会社・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード