会社売却先シミュレーション

日東工業(6651)、精密機器製造・販売の北川工業(6896)株式を公開買付け(TOB)

更新日:

日東工業(6651)は、北川工業(6896)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

買付価格は1株3,943円。日東工業は、買付予定数の下限を2,377,189株としており、上限は設けていない。
応募株券等の数の合計が買付予定数の下限に満たない場合には、応募株券等の全部の買付け等を行わない。

日東工業は、27社の子会社を持つ。配電盤関連製造事業、情報通信関連流通事業、及び工事・サービス事業の3分野で事業を展開する。

北川工業は、エレクトロニクス機器の電磁波環境コンポーネント及び各種機器機構部品や精密エンジニアリングコンポーネント部品の生産・販売を行っている。

本件により、日東工業及び北川工業は、両社の技術力、流通網、顧客基盤を融合して活用することで、両社の成長力及び競争力を一層強化する。また、両社で協調体制を築くことによる、事業領域の拡大、技術領域の拡大、海外売上の拡大等のシナジー創出を図る。

●今後のスケジュール
届出当初の買付け等の期間 2018年11月6日から2018年12月26日

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日東工業・北川工業に関連するM&Aニュース

日東工業、三社電機製作所など3社と再生可能エネルギー関連事業の合弁会社を設立

日東工業株式会社(6651)、株式会社FAプロダクツ(東京都港区)、株式会社三社電機製作所(6882)、徳倉建設株式会社(愛知県名古屋市)は、再生可能エネルギー導入のコンサルティングから開発、施工、販売までワンストップでサービス提供を行う合弁会社設立のために、FAプロダクツから会社分割によりスマートエネルギー事業を継承する会社の株式の一部を取得する旨の契約および合弁契約を締結した。日東工業は、高圧

日東工業(6651)連結子会社のサンテレホン、ベトナムの情報通信機器卸売会社SOECOの株式取得、子会社化

日東工業(6651)の連結子会社であるサンテレホン株式会社(東京都中央区)は、SAONAMANTRADINGSERVICECORPORATION(ベトナム・ホーチミン市、SOECO)の株式の取得に係る契約をSOECO株主と締結した。株式の所有割合は99.9%となる。サンテレホンは、情報通信専門商社のリーディングカンパニーとして、ICT環境構築に必要な商材をワンストップで提案している。また、マルチベ

日東工業(6651)、タイの金属加工製品メーカーBM社の株式取得

日東工業(6651)は、BANGKOKSHEETMETALPUBLICCOMPANYLTD.(タイ、BM社)の株式を第三者割当増資により取得する一方で、子会社であるNITTOKOGYOTRADING(THAILAND)CO.,LTD.(タイ、NKT社)の株主異動合意に伴い、BM社と日東工業との間で株主間契約を締結し、NKT社の事業を共同して行なうことを決定した。BM社の取得株式数は40百万株で取得

日東工業(6651)、ワコム(6727)よりエンジニアリングソリューション事業を取得

日東工業(6651)は、ワコム(6727)から、ワコムのエンジニアリングソリューション事業を新設分割により承継する会社の全株式を取得する契約を締結した。ワコムのエンジニアリングソリューション事業は、CADにより30年以上にわたって日本の電機設計業界を牽引してきた。本件により、日東工業は、双方の配電盤・制御盤の設計・製造分野における経営資源や事業ノウハウを融合することで、より付加価値の高いサービスの

日東工業(6651)、シンガポール配電盤メーカーGathergates社を子会社化

日東工業株式会社(6651)は、シンガポール上場企業NaturalCoolHoldingsLtdの100%子会社の配電盤メーカーGathergatesGroupPteLtdの発行済み株式の全てを取得し、子会社化することを決定した。取得価額は、2,914百万円となる。日東工業グループは、東南アジアにおいて配電盤のビジネスを構築するため、タイでの内資型販社の設立を皮切りに、東南アジアでのマーケティング

この記事に関連するタグ

「TOB」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

ポイズンピルとは?ポイズンピルと(PoisonPill)は、企業が敵対的な買収者以外の株主に対し、あらかじめ新株を市場価格より安く取得できる新株予約権を付与する買収防衛策です。敵対的買収が仕掛けられた際には株式を大量発行して敵対的買収者の持株比率を引き下げ、結果的に支配権の獲得、買収を断念させます。正式名称は「Shareholderrightsplan」であり、日本では「ポイズンピル」または「ライ

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBI(ManagementBuyIn)とは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

上場企業オーナー経営者の主要株式の売却について

M&A全般
上場企業オーナー経営者の主要株式の売却について

上場企業オーナー経営者の企業承継のためには、非上場企業とは異なる金融商品取引法(以下、「金商法」という)に基づき、株式公開買付け(TOB)によることが殆ど不可欠である。発行済み株式の3分の1超の株式の売買を伴うケースでは、オーナー経営者が予め特定の買受人(以下、「承継予定者」という)と相対で株式を売却する場合でも、TOBによることが金商法上必要になる。そこで、検討すべき実務上のポイントを、以下に説

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年11月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード