事業承継セミナー

味の素(2802)、香港の食品製造・販売子会社の株式をCITIC Capital系列のファンドへ譲渡

更新日:

味の素(2802)は、グループが保有する香港アモイ・フード社の全株式を、CITIC Capital Holdings Limited(香港、CITIC Capital社)系列の投資ファンドが保有する会社であるCITIC Capital Asian Foods Holdings Limited(ケイマン諸島)へ譲渡する契約を締結した。

味の素は、CITIC Capital Asian Foods Holdings Limitedの株式15%を取得し、ジョイントベンチャーを開始する。

味の素は、進行中の中期経営計画において、「味の素ブランド」の価値向上を推進している。

CITIC Capital社は中国の国内外で外食、物流、IT等、幅広い領域で事業を展開している中国トップクラスの企業集団であるCITIC Groupのグループ企業。

本件M&Aにより、味の素は、香港において液体調味料や冷凍食品の分野でマーケットリーダーとしての認知されている“AMOY”ブランドの更なる成長を図る。また、CITIC Capital Asian Foods Holdings Limitedへの出資を通じて、中国における新たな事業機会創出に向けたCITIC Capital社との協業を検討開始する。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2018年度第4四半期

日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが、高度なコンサルティングサービスを提供しております。 貴社の戦略や経営課題をお伺いし、最適な選択肢を提示いたしますのでお気軽にお尋ねください。

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

味の素に関連するM&Aニュース

味の素、米国の遺伝子治療薬企業を約828億円で買収

味の素株式会社(2802)は、連結子会社である味の素北米ホールディングス社(米国カリフォルニア州)を通じて、米国の遺伝子治療薬CDMOのForgeBiologicsHoldings,LLC(米国オハイオ州、以下Forge社)の全持分を約554百万米ドル(約828億円)で取得し、完全子会社化することを発表した。味の素は、調味料最大手企業としてアミノ酸技術で飼料・医薬などの多角化を行い、海外で家庭用食

味の素、アイルランドのサプリメント会社ニュアルトラ社の株式取得、連結子会社化

味の素株式会社(2802)は、連結子会社の味の素キャンブルック社(米国マサチューセッツ州、ACI社)を通じて、NualtraLimited(アイルランド・リムリック県、ニュアルトラ社)と、株式売買契約を締結、連結対象子会社とすることを決定した。味の素は、アミノ酸の研究・開発を行い、世界各地域の文化に根差したビジネスを展開している。CookDo®(クックドゥ)、クノール®などブランド展開している。味

味の素(2802)、米国子会社を通じて、現地液体調味料会社モア・ザン・グルメ・ホールディングス社の株式取得、子会社化

味の素(2802)は、連結子会社である味の素ヘルス・アンド・ニュートリション・ノースアメリカ社(米国イリノイ州、AHN社)を通じて、米国のモア・ザン・グルメ・ホールディングス社(オハイオ州、MTG社)の株式50.1%を取得する売買契約を締結した。取得価額は約38億円。MTG社は味の素の子会社となる。味の素は、粉体調味料や、長年の研究で培った技術力に強みを持ち、加工食品メーカーや外食企業等500社以

味の素(2802)、米国の医療食品会社キャンブルック社を子会社化

味の素(2802)は、味の素ノースアメリカ社を通じて、米国の医療食品会社CambrookeTherapeutics,Inc.(米国マサチューセッツ州)の全株式を取得した。取得価額は約72億円。キャンブルック社は、2000年に創業、アミノ酸代謝異常患者等向けの医療食品を開発・製造している。本M&Aを通じて味の素は、本買収によりメディカルフード市場に本格参入し、世界のアミノ酸代謝異常患者向けの医療食品

味の素(2802)、スペインの農業資材メーカーの株式過半数取得

味の素(2802)は、連結子会社である味の素オムニケム社(ベルギー、AOC社)を通じて、アグロ2アグリ社(スペイン、A2A社)の株式売買契約をA2A社の単独株主であるダデロス社(スペイン)と締結し、同社の株式の過半数を取得した。AOC社は、主に医薬中間体、原薬等の製造・販売を行っている。農業資材事業においては、農作物の保護に応用される界面活性剤を製造し、世界60か国以上でBtoB事業を展開している

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・ファンド・PEファンド」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

PEファンドが譲受ける中堅・中小企業の条件とは?

M&A全般
PEファンドが譲受ける中堅・中小企業の条件とは?

日本M&Aセンターのファンド部が、事業承継や会社の発展のためにPEファンドという選択肢があることを、会社経営者の皆様、関係者様に向けて定期的にYouTube動画でご紹介しています。本記事では、動画の内容を編集してお届けします。日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが高度なコンサルティングサービスを提供しております。詳細ページより、専門チームまでお問合せください。PEファンドを活用したM

事業承継ファンドとは?仕組みや活用のメリット、事例について紹介

事業承継
事業承継ファンドとは?仕組みや活用のメリット、事例について紹介

かつて中小企業における事業承継では、社長の子供など親族に引き継ぐ親族内承継が広く行われていました。しかし近年は後継者不在問題を背景に、親族内承継から、従業員等への社内承継や、社外の第三者へ引き継ぐ第三者承継にシフトしつつあります。「社外の第三者」について、一般の事業会社をイメージされる人が多いかもしれません。実際は事業会社のほかに、ファンドもその当事者として名乗りを上げるケースが増えています。本記

逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

広報室だより
逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

九州・熊本のお土産菓子として有名な「黒糖ドーナツ棒」。百貨店やスーパーマーケットなどで開かれる九州フェアや物産展で目にした方も多くいるはずです。外はサックリ、中はしっとりな食感と優しい黒糖の甘みが特徴で、熊本市に本社を構える菓子メーカー「株式会社フジバンビ」の主力商品です。創業70年を超える老舗は2018年、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)である日本投資ファンド(J-FUN)と資

当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

M&A全般
当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

日本M&Aセンターは、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)とのM&A仲介の専門家集団として2014年にファンド部を起ち上げました。PEファンドとのM&Aにおいては国内随一の実績を持つファンド部が今回、当社初のファンド関連書籍『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』を発売しました。著者代表としてファンド部部長の能登雄太、宮森智基、萩原駿也に読みどころを聞きしました。(写真左

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・ファンド・PEファンド」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年11月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード