協和エクシオ(1951)、シンガポール子会社により現地ITインフラストラクチャ販売会社のDeCloutをTOB
協和エクシオ(1951)の子会社であるEXEO GLOBAL Pte. Ltd.(シンガポール、EXEO GLOBAL)は、DeClout Limited(シンガポール、DeClout)の発行済全株式を対象とした公開買付け(TOB)の実施を決定した。
シンガポールの法制度に基づき、本公開買付けへの応募株式数がDeCloutの発行する新株予約権に係る潜在株式を含めた株式総数(自己株式除く)の50%超となることを成立条件としている。買付予定数の上限は設定していない。
協和エクシオグループは、通信インフラ事業の拡大に加え、東南アジアを中心とするグローバル事業の拡大に取り組んでいる。昨年11月にはシンガポールにおいて都市インフラ事業へ参入した。
DeCloutグループは、傘下の事業会社において、シンガポールでITインフラストラクチャの販売/サービスとクラウドサービス事業を行っている。また、インドネシアにおいてキャリアニュートラルホスティング事業も展開している。
本件TOBにより、協和エクシオグループは、グローバルビジネス事業のポートフォリオを一層多様化するとともに、フットプリントの拡大も実現することで、グループ全体の安定した成長を目指す。