日本アンテナ(6930)、東芝コンシューママーケティングのアンテナ・メディア機器事業を譲り受け
日本アンテナ(6930)は、東芝コンシューママーケティング株式会社(神奈川県川崎市、TCM)のアンテナ・メディア機器事業の譲り受けを決定し、事業譲受契約を締結した。
日本アンテナグループは、放送関連機器の市場における価格競争の流れを受け、調達ルートの新規開拓や部材の仕入価格抑制等による利益率の向上に取り組んでいる。
TCMのアンテナ・メディア機器事業は、65年の経験を持ち、特約店への販売やCATV向け分野において着実に利益を上げている。販売から修理まで一貫性をもった全国均一のサービス品質の提供に強みを持つ。近年、少子高齢化が進む地域では、フォローが手厚い「街の電気屋さん」が見直されてきている。
本件M&Aにより、日本アンテナは、TCMのナレッジと、自社グループの培ってきたノウハウを組み合わせることで、販売からアフターサービスに至るまで高品質な価値を持続的に顧客へ提供し、顧客満足度の向上を図る。また、経験豊富な人材を獲得することで新商品の開発、既存商品の改良改造のスピードアップを進め、市場投入のタイミングで優位性を持ち、かつ、R&D体制の強化を図る。
●今後のスケジュール
事業譲受期日 平成31年4月1日