三菱UFJ銀行、ドイツのDVBバンクより航空機ファイナンス関連事業を譲り受け
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)子会社である株式会社三菱UFJ銀行は、MUFGの持分法適用会社である東銀リース株式会社とともに、DVB Bank SE(ドイツ、DVBバンク)の航空機ファイナンス関連事業を譲り受けることに合意し、資産譲渡契約を締結した。
MUFGは、グローバル・コーポレート・インベストメントバンキング(GCIB)事業において、航空機ファイナンス事業を成長の柱の一つに位置づけている。現在、三菱UFJ銀行では、世界5都市(東京、シンガポール、香港、ロンドン、ニューヨーク)に30名を超える専門チームを配置し、進行中の中期経営計画においても注力して取組んでいる。
DVBバンクは、ドイツ第2位の資産規模を誇るDZ BANK AGの子会社で、航空機、鉄道、船舶市場における事業金融に特化したグローバルな金融機関。DVBバンクの航空機インベストメントマネジメント事業は、ファンドマネジメントチームが航空機関連の投資アドバイザリー業務等へ注力しており、また、同社の航空機資産管理事業は、航空機のリマーケティングや技術管理でトップクラスの実績を有している。
本件M&Aにより、MUFGは、GCIB事業におけるリターンの向上およびポートフォリオの分散を図るとともに、航空機ファイナンス事業における顧客基盤の更なる拡大や高度な専門性を有する人材の獲得を図る。