トヨタ自動車(7203)とSUBARU(7270)、業務資本提携へ 追加出資によりSUBARUを関連会社化
トヨタ自動車(7203)とSUBARU(7270)は、業務資本提携に合意した。
トヨタは、SUBARU株式を2019年3月31日現在の議決権3.17%から、20%に達するまで取得する。
これによりSUBARUはトヨタの関連会社となる。
SUBARUは、トヨタによるSUBARU株式の取得に要した金額と同額に相当する株式を取得する(ただし取得価額の上限は800億円)。
取得方法はいずれも市場買付けおよび、または相対取引を通じた買付けによる。
両社は2005年に業務提携合意後、協業してきた。SUBARUによるトヨタ車両受託生産や、トヨタからSUBARUへの車両供給、FRスポーツカーの共同開発などに取り組んできた。本年6月にはSUBARUのAWD(全輪駆動)技術とトヨタの電動化技術を活用した、EV専用プラットフォームおよびEV車両開発に取り組むことで合意していた。
本提携により、トヨタおよびSUBARUは、両社のブランドの独自性を尊重しつつ、FRスポーツカーの次期モデル共同開発やトヨタハイブリッドシステムのSUBARU社への搭載拡大、コネクティッド領域での協調、自動運転分野での技術連携など、新たな価値提供を目指す。