会社売却先シミュレーション

ALBERT(3906)、AI・データ分析に強みを持つマクニカと資本業務提携

更新日:

ALBERT(3906)は、株式会社マクニカ(神奈川県横浜市)との間で資本業務提携契約の締結を決定した。

マクニカは、ウィズ・アジア・エボリューションファンド投資事業有限責任組合よりその保有するALBERT株式の一部を市場外の相対取引により譲り受ける。マクニカのALBERT株式保有割合は3.7%となる。

ALBERTは、AIのシステム実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、「ビッグデータ分析」「AIアルゴリズム開発」「システム実装」等のソリューションを提供するとともに、AIを搭載した自社プロダクトの提供を行っている。重点産業である自動車、製造、通信・流通、金融分野において、AIアルゴリズム開発・ビッグデータ分析を通じた、AIネットワーク化社会の実現に向けて取り組んでいる。

マクニカは、IoTセンシング技術と最先端のAI・データ分析に強みを持ち、製造業におけるスマートファクトリー化や自動運転実証車両の社会実装などの領域において、サービスソリューションを提供している。半導体、ネットワーク及びサイバーセキュリティ事業ではグローバルにブランドを確立している。現在、AI、IoT、データ、ロボティクス、ヘルスケアといった新領域での取り組みを強化している。

本提携により、ALBERTは、自社の様々な領域におけるビッグデータ分析のノウハウと、マクニカのもつ製造領域における幅広い顧客ネットワーク及び高い技術提案力を組み合わせ、製造業における顧客のスマートファクトリー化支援及び製造領域におけるプラットフォームビジネスの展開の推進を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡日 2019年11月13日

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ALBERTに関連するM&Aニュース

アクセンチュア、ALBERTにTOBを実施

アクセンチュア株式会社(東京都港区)は、株式会社ALBERT(3906)の普通株式および本新株予約権を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ALBERTを完全子会社とすることを目的としており、買付予定数の下限は3,084,200株(所有割合は66.67%)。買付予定数4,626,203株、1株当たりの公開買付価格9,180円。アクセンチュアは、総合コンサルティング会社。ALBERTは、

SBIホールディングス、データソリューション事業を展開するALBERTと資本業務提携へ

SBIホールディングス株式会社(8473)は、株式会社ALBERT(3906)と資本業務提携を行うことで基本合意した。本件により、SBIホールディングスグループは、ALBERTの既存株主より発行済株式総数に占める割合で31.29%の株式を譲受け、同社をSBIホールディングスの持分法適用会社とすることとした。SBIホールディングスは、株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等の事業を展開している

ALBERT、人材情報サービス業等を展開するマイナビと資本業務提携へ

株式会社ALBERT(3906)は、株式会社マイナビ(東京都千代田区)との間で資本業務提携契約の締結を決定した。ALBERTは、データソリューション事業を展開しており、AI活用コンサルティング、ビッグデータ分析、AIアルゴリズム構築とシステム開発・運用、AIを用いた独自プロダクトの提供、データサイエンティストの育成支援を行っている。マイナビは、新聞の発行および出版事業、就職情報誌の提供、求人・採用

日本ユニシス(8056)、ALBERT(3906)と資本業務提携契約締結

日本ユニシス(8056)は、ALBERT(3906)と資本業務提携契約を締結した。日本ユニシスグループは、60年以上の実績を持つシステムインテグレーター。ALBERTは、AIのシステム実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、「ビッグデータ分析」「AIアルゴリズム開発」「システム実装」等のソリューションの提供、自社プロダクト提供及びデータサイエンティストの育成に取り組んでいる。本提携によ

KDDI(9433)、データソリューション事業展開のALBERT(3906)と資本業務提携

KDDI(9433)は、ALBERT(3906)と資本業務提携契約を締結した。KDDIは、ALBERT発行済み株式の3.09%を約14.1億円で取得する。KDDIは、ビックデータ分析分野の強化に取り組んでいる。ALBERTは、ビッグデータ分析やAIアルゴリズム開発とシステム導入、データサイエンティストの育成支援等を通じた産業の課題解決に取り組んでいる。本提携により、KDDIとALBERTは、KDD

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・資本業務提携」に関連するコラム

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

「株式譲渡・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2019年11月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード