メディパルHD(7459)、iPS細胞由来心筋球開発のHeartseedと資本業務提携
株式会社メディパルホールディングス(7459)は、Heartseed株式会社と資本業務提携を行うことを決定した。
メディパルHDは、Heartseedに対して出資し、メディパルの完全子会社であるSPLine株式会社(東京都中央区)はHeartseedと治験流通に関する共同研究を開始する。
メディパルHDは、医薬品の適正流通ガイドラインに基づいた物流体制を構築。開発した超低温輸送システムを活用して、再生医療等製品の開発支援や流通体制構築に豊富な実績を有している。
Heartseed株式会社は、心筋再生医療の早期事業化に取り組む慶應義塾大学発ベンチャー企業。開発しているiPS細胞由来心筋球は、心筋細胞を微小組織にすることで強固にし、長期間の生着を可能にした、持続的な直接心収縮作用が見込める重症心不全の治療法。
本提携により、スペシャリティ医薬品の流通企画提案を行うメディパルHDの子会社SPLineが治験段階から再生医療等製品の流通に関する経験とノウハウを活用し、Heartseedの革新的な製品の開発を推進させる。