成長戦略セミナー

アステラス製薬(4503)、英国Nanna Therapeutics Limitedの全株式取得、子会社化

更新日:

アステラス製薬株式会社(4503)は、Nanna Therapeutics Limited(英国ケンブリッジ、Nanna社)との合意に基づき、英国子会社であるAstellas Pharma Europe Ltd.を通じて、Nanna社の発行済み全株式を取得することにより、買収した。 取得価額は、最大で6,950万ポンド。

アステラス製薬は、東京に本社を置き、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げる製薬企業。ミトコンドリアバイオロジーの研究・開発において実績を持っている。 Nanna社は、ミトコンドリア関連疾患を含むアンメットメディカルニーズの高い、加齢に伴う疾患に対する創薬研究に注力する英国のバイオベンチャー企業。新規のDNAエンコード化合物ライブラリー技術および最先端のスクリーニングプラットフォームを有する。また、ミトコンドリア関連疾患に対する革新的な治療法の開発に注力している。 本件M&Aにより、アステラス製薬は、Nanna社の多様な化合物ライブラリーの作成と迅速なスクリーニングを実施することが可能になることから、アンメットメディカルニーズに応える治療法の創出を目指し、創薬研究プログラムの加速を図る。

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

バイオ・医薬品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、バイオ・医薬品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

アステラス製薬に関連するM&Aニュース

アステラス製薬、米国バイオ医薬品企業のPropella Therapeuticsを買収へ

アステラス製薬株式会社(4503)は、PropellaTherapeutics,Inc.(米国ノースカロライナ州、以下Propella)との間で、アステラス製薬が米国子会社を通じてPropellaを買収することに合意し、契約を締結した。買収額は約1億7,500万ドル。アステラス製薬は、医薬品の製造・販売および輸出入を行う。Propellaは、創薬化学とリンパ系への送達を組み合わせた独自のプラットフ

アステラス製薬、オランダ子会社2社の事業を仏Delpharm社に譲渡へ

アステラス製薬株式会社(4503)は、子会社であるアステラスB.V(オランダライデン)とアステラスファーマヨーロッパB.V.(オランダライデン)によるDelpharmIndustrieSAS(フランスブローニュ=ビヤンクール、以下Delpharm社)への事業譲渡について合意書を締結した。事業譲渡に関する正式な契約締結は、オランダの労働法に基づく全ての手続きの完了後となる。アステラス製薬は、医薬品の

アステラス製薬、米国のIveric Bio社を約8千億円で買収へ

アステラス製薬株式会社(4503)は、IVERICbio,Inc.(米国ニュージャージー州、以下アイベリック・バイオ)の買収を発表した。アステラス製薬の米国持株子会社アステラスUSホールディングInc.の完全子会社BerryMergerSub,Inc.を通じて行われる。買収金額は、総額約59億米ドル(約8千億円)。アステラス製薬は、医薬品の製造・販売および輸出入を行っている。アイベリック・バイオは

アステラス製薬、アメリカの超小型医療機器「neural dust」を開発するスタートアップ企業を買収

アステラス製薬株式会社(4503)は、iotaBiosciences,Inc.(アメリカ・カリフォルニア州、iota社)との間で、アステラス製薬が米国子会社を通じてiota社を買収することに合意し、契約を締結した。取得価額は、約1億2,750万米ドル。アステラス製薬株式会社は、医薬品の製造・販売および輸出入を行っている。iota社は、バイオエレクトロニクス分野の未来を切り開く基盤の構築にフォーカス

アステラス製薬(4503)、がん免疫治療医薬品の開発業者 米国Xyphos Biosciences, Inc.を買収

アステラス製薬株式会社(4503)は、XyphosBiosciences,Inc.(米国カリフォルニア州、Xyphos社)との合意に基づき、米国子会社アステラスUSホールディングInc.を通じてXyphos社の発行済み全株式を取得することにより、買収を決定した。買収対価は手続き完了時に1億2,000万ドル支払われ、開発の進捗に応じた支払いを含めると最大で総額6億6,500万ドルとなる見込み。アステ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・買収」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録(無料)はこち

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは会社が買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aは譲渡企業(売り手)、譲受け企業(買い手)の双方が目的実現のために、M&Aを実行します。しかし、残念ながら中にはM&Aが失敗、交渉途中に破談に終わるケースもあります。本記事では、M&Aが失敗に至ってしまう原因や、対応策についてご紹介します。この記事のポイントM&Aが失敗する主な原因には、想定したシナジー効果が得られないこと、のれんの減損損失、想定外のリスクの発覚、従業員の離職がある。M&A交

[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

M&A全般
[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

2022年9月、フードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開する株式会社バーチャルレストランは、株式会社USEN-NEXTHOLDINGSに株式譲渡を行いました。株式会社バーチャルレストラン代表取締役社長牧本天増様と株式会社バーチャルレストラン取締役小松原史弥様を迎えて、M&A実施の背景、今後の展望について、担当コンサルタントの渡邉がお話を伺いました。学生時代に起業、バーチャルレストランが出

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。買い手が買収先を検討する流れ企業概要書をふまえ、さらに具体的に検討を進めるに一般的には「M&A仲介会社との提携仲介契約の締結」「個別詳細情報についての質疑応答」のステップがあります。買い手候補企業の

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。買収先の探し方①譲渡案件型お相手探しは大きく「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つにわかれます。譲渡案件型は、M&A仲介会社が保有する売り手企業(譲渡を希望する企業)の

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。【登録無料】買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録はこちらM&Aの目的①市場シェアの拡大企業は競合他社を買収することで、自社の市場シェアを拡大

譲渡・売却先の探し方、選び方のポイント

譲渡・売却先の探し方、選び方のポイント

会社の譲渡・売却を通じてどういう会社になりたいか、そのためにどんな相手に会社を売却したいか、イメージし明確化することは非常に大切です。本記事では、売却する相手を探す時、そして具体的に検討する時のポイントについてご紹介します。M&Aをするとしたらどのような相手が候補に挙がるのか。M&Aについて、一度話を聞いてみませんか?ご相談は無料、秘密厳守で対応します。M&A・事業承継のお問合せはこちら譲渡先は同

M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?算定方法、ポイントを解説

M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?算定方法、ポイントを解説

M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?M&Aにおける「企業価値評価」とは、文字通り企業全体の価値を評価することを意味します。「企業全体の価値」とは、企業が保有する資産の価値だけでなく、企業が今後創出すると見込まれる収益力、及びその源泉となる無形資産をも含めた価値を指します。これらは以下のように言い換えることができます。企業価値=「事業価値(事業が生み出す経済的価値)」+「非事業用資産(余剰

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年4月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード