フジコー(3515)、日本毛織株式会社(3201)及びアンビックと資本業務提携、主要株主及びその他の関連子会社の異動を決定
株式会社フジコー(3515)は、日本毛織株式会社(3201)及びアンビック株式会社(兵庫県姫路市)と資本業務提携を行い、主要株主及びその他の関連子会社の異動を決定した。
フジコーは、不織布やフェルトの特性を活かした新技術の開発、ソーラーパネル部材やNAS電池の電極をはじめとする先端技術分野からカーペット等の日常消費材に至るまで幅広い分野で商品づくりをしている。
日本毛織は、ウール由来の最先端素材やハイブリット素材・製品の開発・提供をしている衣料繊維事業、エンジニアリング事業と資材事業の産業機材事業、人々の未来を豊かにするための人とみらい開発事業、豊かな生活を開発・提供する生活流通事業の4つの事業を行っている。
アンビックは、ピアノ用ハンマーフェルトや焼却炉用フィルター・自動車用フィルター等の環境・産業関連分野で商品を展開。
米中貿易摩擦の影響、人手不足による労働力確保の問題や新型コロナウィルスの影響等による厳しい経営環境の中、国内不織布業界は規模の拡大が期待しにくい状況である。
本提携により、フジコーは、各事業分野における人材交流、国内外における製造インフラの相互利用、購買、販売、管理、研究、商品開発、海外事業を協業し、高品質・高機能の不織布・フェルトの技術開発を推進し、顧客満足度の向上を図る。
・今後のスケジュール
株式譲渡日 2020年5月15日