東日本旅客鉄道、「ベルメゾン」の千趣会と資本業務提携
東日本旅客鉄道株式会社(9020)は、株式会社千趣会(8165)とEC事業と会員基盤の強化を目的として、千趣会が実施する第三者割当による自己株式処分をJR東日本が引き受けることにより資本業務提携をすることを決定した。
JR東日本は、千趣会が実施する第三者割当による自己株式処分5,714,200株(1株当たりの取得価額は350円)を引き受ける。
取得価額は、約20億円。議決権所有割合は12.46%となる。
東日本旅客鉄道は、旅客鉄道事業、貨物鉄道事業、旅客自動車運送事業をはじめとし、旅行用品・飲食料品・酒類・医薬品・化粧品・日用品雑貨等の小売業など事業を展開している。
千趣会は、通販事業、ブライダル事業、法人事業、保険・クレジット事業、その他事業を展開している。
今後、両社がこれまでに築き上げてきたノウハウ、情報および資産などを相互に活用し、顧客の生活に寄り添った多様なサービスをワンストップで提供する。
本提携により、東日本旅客鉄道は、顧客と継続的な関係を構築するとともに、持続的な企業価値の向上と社会的に意義のある提携を目指す。