ソニー、Kobaltから大手インディーズアーティスト向けサービス「AWAL」事業と音楽著作隣接権管理事業を買収
ソニー株式会社(6758)の完全子会社であるSony Music Entertainment(アメリカ・NY、SME)およびKobalt Music Group Limited(アメリカ・NY、Kobalt)は、SMEがKobaltの有する主にインディーズアーティストを対象とした音楽制作及び配給事業である「AWAL」、ならびに音楽の著作隣接権管理事業である「Kobalt Neighbouring Rights」を取得するために、これらの事業に関するKobaltの子会社の全ての株式及び関連資産の譲渡にかかる確定契約を締結することを決定した。
取得価額は、約452億円。
SMEは、Sony Music Groupのもと、米国ではSony Music Entertainmentが、多数の人気アーティストを擁し幅広いジャンルの音楽制作を展開。日本国内ではソニー・ミュージックエンタテインメントを中心に、音楽やアニメ、ゲーム、キャラクターなどのコンテンツやライブビジネスなど、エンタテインメント事業を多角的に展開している。
Kobaltは、米国の音楽出版社。
本件により、ソニーは、AWALとNeighbouring Rights事業において、SMEのインディーズアーティストおよびレーベルサービスの新たな部門となることから、SME傘下のインディーズ向け音楽配給会社であるThe Orchardのテクノロジーとネットワークにより強化を図る。