会社売却先シミュレーション

イオン、キャンドゥとTOB、連結子会社化へ

更新日:

イオン株式会社(8267)は、株式会社キャンドゥ(2698)の普通株式を金融商品取引法による公開買付けにより取得することを決定した。

買付価格は1株2,700円。買付予定数は5,936,100株で、買付予定数の下限は3,141,000株、上限は5,936,100株。

イオンは、小売、ディベロッパー、金融、サービス、およびそれに関連する事業を営む会社の株式または持分を保有することによる当該会社の事業活動の管理を行い、グループ事業を展開している。

キャンドゥは、日用雑貨および加工食品を直営店舗にて販売する小売業ならびにフランチャイジーなどへの卸売事業を展開している。

本件によりイオンは、キャンドゥへ出店機会を提供し、キャンドゥの業績拡大を期待。またイオンの既存業態との組合せによる親和性が高いこと、キャンドゥにとっては、出店機会の増加によるコスト削減や新業態(イオンの運営する店舗の売場の一部を、キャンドゥへ運営委託する方式)の展開の加速が可能とみている。

・今後のスケジュール
公開買付期間 2021年10月15日~2021年11月24日
決済開始日 2021年11月29日

その他小売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

イオン・キャンドゥに関連するM&Aニュース

イオン子会社のイオンリテール、同じく子会社のダイエーから運営する3店舗を承継

イオンリテール株式会社(千葉県千葉市)は、多様かつ変化し続ける顧客ニーズに応えるため、2025年3月1日より、株式会社ダイエー(東京都江東区)が運営する3店舗を順次、承継することを決定した。イオンリテールは、関東・東海・北陸信越・近畿・中四国にGMS(総合スーパー)を構え、ディベロッパー事業やサービス事業なども含めた総合小売業を展開している。ダイエーは、首都圏、京阪神に展開領域を特化し、セルフサー

イオンスマートテクノロジーとイオンアイビスのIT事業が統合

イオン株式会社(8267)は、イオンスマートテクノロジー株式会社(千葉県千葉市)とイオンアイビス株式会社(千葉県千葉市)のIT事業の統合を発表した。イオンスマートテクノロジーを存続会社とする吸収分割方式。背景・目的イオンは、2020年にイオンのDXを推進するITインフラを担う企業としてイオンスマートテクノロジーを設立し、イオングループのデジタルシフト戦略を具現化するためのプラットフォーム構築や、I

イオン及びウエルシアHD、いなげや子会社でドラッグストア運営のウェルパークを完全子会社化

イオン株式会社(8267)、ウエルシアホールディングス株式会社(3141、以下「ウエルシア」、子会社及び関連会社を含めて「ウエルシアグループ」)及び株式会社いなげや(8182)は、2024年4月18日、以下のとおり、ウエルシアが株式会社ウェルパーク(東京都立川市)の株式16,000,000株(84.21%)をいなげやから、3,000,000株(15.79%)をイオンからそれぞれ取得し、ウエルシアの

イオン、ツルハHD、ウエルシアHDと経営統合を目指し協議開始

株式会社ツルハホールディングス(3391)、イオン株式会社(8267)及びウエルシアホールディングス株式会社(3141)は、経営統合の協議を開始することに合意し、資本業務提携契約を締結することを決定した。ツルハグループ(ツルハHD並びにその連結子会社14社及び非連結子会社1社(2023年11月15日現在)で構成される企業グループを)は、医薬品や化粧品だけでなく、食品や日用雑貨等の多種多彩な商品を取

丸紅、イオンと戦略的パートナーシップに関する契約書締結、株式を追加取得

丸紅株式会社(8002)とイオン株式会社(8267)は、2013年3月27日付で締結した「戦略的パートナーシップに関する協定書」に基づき構築してきた提携関係のさらなる発展に向け、新たな「戦略的パートナーシップに関する契約書」を締結した。丸紅は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報ソリューション、食料、アグリ事業、フォレストプロダクツ、化学品、金属、エネルギー、電力、インフラプロジェク

この記事に関連するタグ

「TOB・連結・子会社」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

ポイズンピルとは?ポイズンピルと(PoisonPill)は、企業が敵対的な買収者以外の株主に対し、あらかじめ新株を市場価格より安く取得できる新株予約権を付与する買収防衛策です。敵対的買収が仕掛けられた際には株式を大量発行して敵対的買収者の持株比率を引き下げ、結果的に支配権の獲得、買収を断念させます。正式名称は「Shareholderrightsplan」であり、日本では「ポイズンピル」または「ライ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年10月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード