会社売却先シミュレーション

日本郵船、インドネシアのガス関連企業プルタミナ社の海運子会社であるPT Pertamina International Shippingに出資へ

更新日:

日本郵船株式会社(9101)は、インドネシア国営石油・ガス関連企業であるPT Pertamina(インドネシア ジャカルタ、以下プルタミナ社)の海運子会社であるPT Pertamina International Shipping(インドネシア ジャカルタ、以下PIS社)へ出資することに基本合意した。

日本郵船は、日本の大手海運会社。定期船・航空運送・物流を行うライナー&ロジスティクス事業や、不定期専用船・不動産などの事業を行っている。

プルタミナ社は、インドネシア共和国政府が株式を所有する国営の最大手石油・ガス関連企業。PIS社とは、エネルギー輸送分野において船舶管理の協業を行っている。

日本郵船は今回の出資を通じ、PIS社と長期的な戦略的パートナーシップ契約を締結する予定。原油・石油製品・LNG※輸送・浮体式LNG貯蔵再ガス化設備の事業およびCO2の回収・貯留事業などにおいて協業を行い、インドネシアの持続可能な経済発展に努める。

※LNG:Liquefied Natural Gasの略称。液化天然ガスを指す。

空運・海運・港湾物流業界のM&A・事業承継の動向はこちら

日本郵船に関連するM&Aニュース

日本郵船、技術系子会社のボルテックとAMCOエンジニアリングを合併へ

日本郵船株式会社(9101)は、日本郵船グループの技術系子会社である株式会社ボルテック(神奈川県横浜市)とAMCOエンジニアリング株式会社(長崎県長崎市)について、事業統合を目的に合併することを発表した。ボルテックは、陸上の発電・配電設備や船舶機器の点検・整備・運転調整、電気制御機器の設計・製造・施工を行っている。AMCOエンジニアリングは、制御盤の製作・供給及び保守整備、海・陸用機器及び部品の調

日本郵船、郵船ロジスティクスを郵船ロジスティクスグローバルマネジメントに承継

日本郵船株式会社(9101)は、同社が保有する郵船ロジスティクス株式会社(東京都品川区)の全株式を、日本郵船の完全子会社である郵船ロジスティクスグローバルマネジメント株式会社(東京都品川区、以下:YLGM)に承継させる会社分割(吸収分割)を行うこと(以下:本吸収分割)を決定した。日本郵船を吸収分割会社、YLGMを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。また、本吸収分割により、日本郵船の子会社である郵船

ENEOSホールディングス、海運事業の一部を日本郵船に譲渡へ

ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、同社グループの海運事業を手掛けるENEOSオーシャン株式会社(神奈川県横浜市)の原油タンカー事業以外のLPG船、ケミカルタンカー、プロダクトタンカーおよび貨物船等を中心とする海運事業(以下「対象事業」)を、吸収分割によりENEOSオーシャンが新たに設立する完全子会社(以下「新会社」)に承継させた上で、新会社株式の80%を日本郵船株式会社(9101)

日本郵船グループの郵船ロジスティクス、オランダの自動車部品配送会社Parts Expressを買収

日本郵船グループの郵船ロジスティクスの現地法人YusenLogistics(Benelux)B.V.(オランダ、以下「YLBX」)は2024年4月30日、自動車部品の配送に強みを持つ物流会社PartsExpressB.V.(オランダ、以下「PartsExpress」)を買収した。YLBXは、ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)を中心に物流事業を展開。特に自動車・ヘルスケア・リテールなど

日本郵船グループの郵船ロジスティクス、10社を傘下に持つ英Noel Topcoを買収

日本郵船(9101)グループの郵船ロジスティクス株式会社(東京都品川区)の英国法人で物流事業を展開するInternationalLogisticsGroupLimited(以下「ILG社」)は、日本時間2月21日(現地時間20日)、GlobalFreightSolutionsLimited(以下「GFS社」)など10社を傘下に持つ英国の持株会社NoelTopcoLimitedを買収した。日本郵船グ

この記事に関連するタグ

「資金調達・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

ベンチャーキャピタル(VC)とは?種類、メリット・デメリットを解説

経営・ビジネス
ベンチャーキャピタル(VC)とは?種類、メリット・デメリットを解説

ベンチャーキャピタル(VC)とはベンチャーキャピタル(VentureCapital:VC)は、成長段階にある新興企業やベンチャー企業に対して出資する組織を指します。多くの新興企業は、事業を立ち上げる初期段階で資金が十分ではないケースが多くあります。ベンチャーキャピタルは、これらの企業が成長し、新しいアイデアやサービスを市場に持ち込むための資金調達や経営支援を通じて企業の成長を支援し、その成果によっ

資金繰りとは?悪化する原因、改善策をわかりやすく解説

経営・ビジネス
資金繰りとは?悪化する原因、改善策をわかりやすく解説

資金繰りとは資金繰りとは、会社の収支を管理し、事業を円滑に行うために「資金」の過不足を調整することを指します。ここでいう資金は「現金」や「預金」などすぐに支払いに使えるものを指します。一方、売掛金や貸付金、不動産などはすぐ支払いに使えないため資産ではありますが、資金にはなりません。企業経営では、売掛金のように手元にお金が入ってくるまでに時間を要する場合があります。資金繰りによって適切に資金が管理さ

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

投資と融資、出資の違いとは?それぞれの特徴、メリットや注意点を比較して解説

経営・ビジネス
投資と融資、出資の違いとは?それぞれの特徴、メリットや注意点を比較して解説

様々な資金活用の方法資金活用の手法は様々ありますが、投資、融資、出資はそれぞれ異なる特徴を持ち、その違いを理解することが重要です。本記事では、投資、融資、出資それぞれの違いやメリット、デメリットについてご紹介します。この記事のポイント資金調達には、投資、融資、出資があり、それぞれ異なる目的と条件がある。融資は返済義務があり、出資は返済義務がないが、出資者が経営に影響を持つ可能性がある。資金調達をス

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年10月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード