株価算定シミュレーション

住友電気工業、子会社2社をTOB、完全子会社化へ

更新日:

住友電気工業株式会社(5802)は、日新電機株式会社(6641)および株式会社テクノアソシエ(8249)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
本件は、日新電機およびテクノアソシエの完全子会社化を目的として行われる。

買付価格は、日新電機が普通株式1株につき1,700円、テクノアソシエが普通株式1株につき、1,695円。

住友電気工業は、自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの事業分野を世界約40カ国で展開している。

日新電機は、電力・環境システム、ビーム・プラズマ、装置部品ソリューションの3つの事業分野における製品の開発・製造・販売・サービス等を行っている。

テクノアソシエは、鋲螺(ネジや釘、ボルト等)類、加工品、金属素材、電材品、化成品、産業機器等の販売等の事業を行っている。

本件により住友電気工業は、それぞれが持つ技術や製品・サービスの融合や顧客基盤等の共有を進める。さらに、幅広い事業領域においてプレゼンスを高め、グループの総合力を発揮し、両社の中長期的な企業価値向上を図る。

・今後の予定
買付け等の期間:2023年2月3日~2023年3月22日まで(32営業日)

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

住友電気工業・日新電機に関連するM&Aニュース

住友電気工業、子会社でCATV・通信キャリア向け機器修理保守のブロードネットマックスを吸収合併

住友電気工業株式会社(5802)は、100%子会社である株式会社ブロードネットマックス(東京都港区、以下:BNMUX)を吸収合併することを決定した。住友電気工業を存続会社とする吸収合併方式で、BNMUXは解散する。住友電気工業は、環境エネルギー関連事業、情報通信関連事業、自動車関連事業、エレクトロニクス関連事業、産業素材関連事業等を行っている。BNMUXは、CATV局および通信キャリア向けに機器の

住友電気工業の子会社アライドマテリアル、精密ダイヤモンド工具の大手Estevesグループを買収

住友電気工業株式会社(5802)の完全子会社である株式会社アライドマテリアル(東京都中央区)は、2024年9月9日(オランダ現地時間)に、DiamondToolsGroupB.V.(オランダ)からEstevesグループ(スペイン、ポーランドなど)の全株式を取得する手続きを完了した。アライドマテリアルは、タングステン粉や精密刃物などの製造や卸売を手掛けている。Estevesグループは、ダイヤモンド工

住友電気工業、光機器事業の国内子会社を再編へ

住友電気工業株式会社(5802)は、2024年10月1日(予定)付で、いずれも完全子会社である住電オプコム株式会社(神奈川県横浜市)、日本通信電材株式会社(愛知県小牧市)および住友電工オプティフロンティア株式会社(神奈川県横浜市)間において、事業再編を行うと発表した。住電オプコムは、光システム製品・乾燥、空気保守システム装置および光電子機器製品の製造販売を行っている。日本通信電材は、光通信施設用部

住友電気工業、陸上ケーブルメーカーの独Südkabelを買収・90%の株式取得

住友電気工業株式会社(5802)は、Amprion社(ドイツ)から、525kV高圧直流(HVDC)XLPEケーブルプロジェクト「KorridorBV49」を受注、またAmprion社の連系線プロジェクト「RheinMainLink」の一部のケーブル供給について優先交渉契約を締結した。本契約に伴い、ドイツ国内に製造拠点を確保するため、陸上ケーブルメーカーSüdkabelGmbH(ドイツ・ヴュルテンベ

住友電気工業、吸収分割により子会社オートネットワーク技術研究所に事業承継へ

住友電気工業株式会社(5802)は、CAS−EV開発推進部が担当する自動車関連製品のマーケティングと先行開発に係る事業を、子会社の株式会社オートネットワーク技術研究所(三重県四日市市、以下AN研)に承継させることを決定した。住友電気工業を分割会社とし、AN研を承継会社とする吸収分割方式。住友電気工業は、自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの事業分野を世界約40カ国で展

この記事に関連するタグ

「TOB・子会社」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

ポイズンピルとは?ポイズンピルと(PoisonPill)は、企業が敵対的な買収者以外の株主に対し、あらかじめ新株を市場価格より安く取得できる新株予約権を付与する買収防衛策です。敵対的買収が仕掛けられた際には株式を大量発行して敵対的買収者の持株比率を引き下げ、結果的に支配権の獲得、買収を断念させます。正式名称は「Shareholderrightsplan」であり、日本では「ポイズンピル」または「ライ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年2月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728

月別M&Aニュース

注目ニュースワード