会社売却先シミュレーション

塩野義製薬、子会社シオノギビジネスパートナーをアクセンチュアとの合弁会社化へ

更新日:

塩野義製薬株式会社(4507)は、完全子会社であるシオノギビジネスパートナー株式会社(大阪府大阪市)の株式の一部をアクセンチュア株式会社(東京都港区)に譲渡し、合弁会社化することを決定した。

本合弁会社化に先立ち、同じく塩野義製薬の完全子会社であるシオノギファーマコビジランスセンター株式会社(大阪府大阪市)を、2023年7月1日付でシオノギビジネスパートナーに吸収合併して合弁会社化の対象とする。

塩野義製薬は、医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売等を行っている。

シオノギビジネスパートナーは、塩野義製薬グループの人事、教育研修、総務、マーケティング等の事業を担っている。

シオノギファーマコビジランスセンターは、医薬品医療機器法等に定められた塩野義製薬グループの安全管理業務、製造販売後調査業務の一部を担っている。

アクセンチュアは、総合コンサルティング会社。

本合弁会社化により、アクセンチュアが強みを持つ間接業務の標準化やIT投資により、徹底した効率化を図る。

さらに、同社が持つノウハウを活かし、シオノギビジネスパートナーおよびシオノギファーマコビジランスセンター両社従業員の専門性を引き上げる機会を創出し、市場競争力のある同合弁会社のサービス提供と塩野義製薬グループの発展を目指す。

・今後の予定
吸収合併 2023年7月1日
株式譲渡 2023年7月3日

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

バイオ・医薬品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、バイオ・医薬品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

塩野義製薬に関連するM&Aニュース

塩野義製薬、UMNファーマのワクチン生産機能をシオノギファーマへ承継

塩野義製薬株式会社(4507)は、完全子会社である株式会社UMNファーマ(秋田県秋田市)のワクチン生産機能を、吸収分割により完全子会社であるシオノギファーマ株式会社(大阪府摂津市)へ承継すると発表した。シオノギファーマを吸収分割承継会社とし、UMNファーマを吸収分割会社とする吸収分割方式。UMNファーマは会社清算する。UMNファーマは、バイオ医薬品の研究・開発・製造・販売を行っている。シオノギファ

塩野義製薬、グローバル・バイオベンチャー・キャピタルのAN Venture Partnersと出資契約を締結

塩野義製薬株式会社(4507)は、ANVenturePartners(以下「ANV」)との間で、出資契約を締結した。塩野義製薬は、大手製薬企業として医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売等を行う。ANVは、日本発のグローバルなライフサイエンス企業の創出を目的とするベンチャー・キャピタル。日本の有する科学技術のポテンシャルを最大限に発揮するために、バイオ分野での創業や投資活動で経験豊富な日

塩野義製薬、米Qpex Biopharma, Inc.を完全子会社化へ

塩野義製薬株式会社(4507)は、QpexBiopharma,Inc.(米国サンディエゴ、以下Qpex社)を完全子会社化することを決定し、2023年6月25日に契約を締結した。取得価格は、100百万ドル。塩野義製薬は、医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売等を行っている。Qpex社は、感染症領域における医薬品の研究・開発を行っている。新規抗菌薬の創薬・開発に取り組む。塩野義製薬は、Qpe

塩野義製薬(4507)、米国バイオテクノロジー関連研究開発型企業のTetra Therapeuticsの全株式取得、完全子会社化

塩野義製薬株式会社(4507)は、TetraTherapeutics(米国・ミシガン州、Tetra社)の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。塩野義製薬は、2018年12月に認知機能改善薬候補BPN14770のライセンスならびに出資契約をTetra社と締結し、日本、韓国、台湾における独占的開発・製造・販売権を獲得するとともに、同化合物の研究開発を協業している。Tetra社は、脆弱X症候群

塩野義製薬(4507)、子会社により宝HD(2531)の宝ヘルスケア株式取得とタカラバイオ(4974)健康食品事業承継

塩野義製薬(4507)は、子会社のシオノギヘルスケア株式会社(大阪市)が、宝ホールディングス(2531)が保有する宝ヘルスケア株式会社(京都市)の全株式の取得と吸収合併、ならびにタカラバイオ(4974)の健康食品事業の吸収分割による事業承継に関して、宝HDおよびタカラバイオと契約を締結した。シオノギヘルスケアは、一般用医薬品などの開発・製造販売を行っている。シニア層の健康増進に貢献できる事業の強化

この記事に関連するタグ

「合弁企業の設立・株式譲渡・吸収合併・子会社」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、は全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

「合弁企業の設立・株式譲渡・吸収合併・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年2月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728

月別M&Aニュース

注目ニュースワード