会社売却先シミュレーション

NTTドコモ、完全子会社エヌ・ティ・ティレゾナントを吸収合併へ

更新日:

株式会社NTTドコモ(東京都千代田区)は、完全子会社であるエヌ・ティ・ティレゾナント株式会社(東京都千代田区、以下NTTレゾナント)について、2023年7月1日付けで吸収合併すると発表した。

NTTドコモは、携帯電話をはじめとした、日本最大手の移動体通信事業者。通信事業のほか、動画配信・ショッピング・電子書籍等の事業を展開している。

NTTレゾナントは、ポータルサイト「goo」やインターネット接続サービス「OCN」、オンラインストア「NTT-X Store」など個人向け事業を中心に、NTTグループの上位レイヤサービスを担っている。

NTTドコモは、「新ドコモグループ中期戦略」の実行に向けて、コンシューマ向け事業における営業体制、サービス開発力など経営資源の強化と、意思決定の迅速化を図ることで、多様なニーズに応えるサービスの提供をめざし、本合併を実施することとした。

なお、本合併後も「OCN」、「goo」をはじめとするNTTレゾナントの個人向けおよび企業向けのサービス、ソリューションなどについては、NTTドコモが継続して提供する。

通信業界のM&A・事業承継の動向はこちら

NTTドコモに関連するM&Aニュース

インテージHD、親会社のNTTドコモからドコモ・インサイトマーケティングの株式を取得

株式会社インテージホールディングス(4326)は、2024年4月22日開催の取締役会において、同社の親会社である株式会社NTTドコモ(以下「ドコモ」)から、ドコモの子会社であり、ドコモ及びインテージホールディングスの合弁会社である株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(東京都豊島区、以下「DIM」)の株式の全て(但し、DIMがドコモから取得する予定の自己株式を除く)を取得し、DIMを完全子会社化

NTTドコモ、オリックス・クレジットを買収

株式会社NTTドコモ(以下「ドコモ」)は、オリックス株式会社(8591、以下「オリックス」)との間で株式譲渡契約を、オリックスおよびオリックスの子会社であるオリックス・クレジット株式会社(東京都港区、以下「オリックス・クレジット」)との間で株主間契約を、それぞれ2024年3月6日(水曜)に締結した。これにより、オリックス・クレジットはドコモの連結子会社となる。また、株主間契約において、ドコモとオリ

NTTドコモ、マネックスグループ及びマネックス証券と資本業務提携契約を締結

株式会社NTTドコモ(東京都千代田区、以下ドコモ)は、マネックスグループ株式会社(8698)とその子会社であるマネックス証券株式会社(東京都港区)との間で、資本業務提携契約を締結した。ドコモは、携帯電話をはじめとする日本最大手の移動体通信事業者。通信事業のほか、動画配信・ショッピング・電子書籍等の事業を展開している。マネックスグループは、オンライン証券の大手。金融商品取引業等を営むグループ会社の株

NTTドコモと吉本興業ホールディングスが業務提携へ

株式会社NTTドコモと、吉本興業ホールディングス株式会社(大阪府大阪市)は2023年4月11日、業務提携について合意した。NTTドコモと吉本興業グループ(吉本興業ホールディングス株式会社、吉本興業株式会社、株式会社FANY、株式会社FANYStudio)との業務提携。本提携に伴い、FANYStudioが第三者割当の方法により発行する株式をNTTドコモが引き受ける。FANYStudioは2023年5

DeNA子会社Mobility Technologies、NTTドコモと資本業務提携

株式会社ディー・エヌ・エー(2432)の持分法適用会社株式会社MobilityTechnologies(東京都千代田区、Mot)は、株式会社NTTドコモ(9437、ドコモ)また、ドコモとMobilityTechnologiesは、資本・業務提携を行うことを決定した。MobilityTechnologiesは、ドコモ、株式会社電通グループ、東京センチュリー株式会社より約226億円の資金調達を行う。ド

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・子会社」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、は全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード