日鉄エンジニアリング、完全子会社の日鉄鋼構造を統合へ
日鉄エンジニアリング株式会社(東京都品川区)は、完全子会社である日鉄鋼構造株式会社(福岡県北九州市)を日鉄エンジニアリングへ統合することを決定した。
日鉄エンジニアリングを合併存続会社、日鉄鋼構造を合併消滅会社として合併し、日鉄エンジニアリングが日鉄鋼構造の権利義務関係のすべてを継承し、日鉄鋼構造は解散する。
日鉄エンジニアリングは、環境・エネルギー関連施設、パイプライン、都市・海洋インフラ、製鉄プラント等の設計・建設、運営・維持管理等を行っている。日本製鉄株式会社(5401)のグループ会社。
日鉄鋼構造は、海洋・港湾鋼構造物の製作、土木・建築・その他鋼構造物の製作を行っている。
海洋鋼構造物市場にて、洋上風力発電向け案件等のカーボンニュートラル関連や港湾施設整備等のニーズが高まり、今後見込まれる市場規模の拡大に対応するため、鋼構造物製作技術の持続的な担保(技術者の世代交代・人材育成)と製造管理体制の強化を目的に、本統合の決定に至る。
・今後の予定
本統合の時期 2024年4月1日