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フジ、完全子会社フジデリカ・クオリティを吸収合併へ

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株式会社フジ(8278)は、完全子会社(孫会社)である株式会社フジデリカ・クオリティ(愛媛県松山市、以下FDQ)を吸収合併することを決定した。

フジを存続会社、FDQを消滅会社とする吸収合併方式で、FDQは解散する。

フジは、グループ経営管理事業および資産管理事業を行っている。

近隣購買型ショッピングセンター「フジ」を運営する株式会社フジ・リテイリング(愛媛県松山市)、「マックスバリュ」「マルナカ」「ザ・ビッグ」を中国、四国、兵庫で事業展開するマックスバリュ西日本株式会社(広島県広島市)を傘下に置く。

FDQは、惣菜の製造加工および販売を行っている。

2010年3月より、店頭競争力の強化と収益力向上を図るため、フジのデリカ部門を吸収。以降、地域の味・素材等にこだわった商品開発と販売を通じ、顧客の支持拡大に取り組み、開発・製造・販売に至る過程を一貫して行う「製商販一体型ビジネスモデル」を構築し、事業展開を進めていた。

フジは、2024年3月、フジ・リテイリングならびにマックスバリュ西日本の3社合併を予定しているが、当該合併に合わせ、グループ内の組織再編成を行う。

フジがFDQを吸収合併してデリカ事業を集約、運営組織を一体化することにより直営デリカ部門の強化と拡大、運営の効率化を通じてグループの企業価値向上を図る。

・今後の予定
合併期日(効力発生日)2024年3月1日

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