日立製作所、グローバルでITプロダクツ事業の組織再編へ
株式会社日立製作所(6501、以下「日立」)は、グローバルでデータソリューション・ITプロダクツ事業の組織再編を行うことを発表した。
概要は以下のとおり
1.2023年11月1日付で、Hitachi Vantara LLC(米国 カリフォルニア州)を分社化し、新会社Hitachi Digital Services(米国 カリフォルニア州)を設立
Hitachi Digital Servicesでは、デジタルソリューション事業を行う。高まるAIやクラウド需要への対応に向け、クラウド、データ、IoTなどのサービスを基盤に、OT(制御・運用技術)分野とのシナジー創出を図る。
Hitachi Vantara は、新CEOのもと、データインフラストラクチャサービスを強化する。
2.2024年4月1日付で、日本国内のデータインフラストラクチャの開発・生産を担う日立のITプロダクツ事業部門を、新設する日立ヴァンタラ株式会社(神奈川県横浜市)に吸収分割により承継させる。
日立を分割会社とし、日立ヴァンタラを承継会社とする吸収分割方式。
3.日立ヴァンタラとHitachi Vantaraは、新生Hitachi Vantaraとして製造・販売・サービスの一体運営の体制に移行する。
投資・開発を加速するほか、統一ブランドのもとサービスを提供することで日立のテクノロジー戦略を支える。
日立は、大手総合電機メーカー。情報・通信システムや社会・産業システムなど様々な製品・サービス群を手掛ける。
本組織再編によって、生成AIの活用を通じた全社のデジタル変革の推進を図る。