成長戦略セミナー

マネーフォワード、社内向け AI チャットボット提供のHiTTOを吸収合併へ

更新日:

株式会社マネーフォワード(3994)は、2024 年3月1日を効力発生日とし、連結子会社である HiTTO 株式会社(以下 HiTTO社)を吸収合併することを決議し、合併契約を締結した。
マネーフォワードを存続会社とする吸収合併方式で、HiTTO社は解散する。この合併に伴い、2024 年 11 月期個別決算において抱合せ株式消滅差損(特別損失)を計上する予定。

マネーフォワードは、2012年設立。PFM(Personal Financial Management)サービスおよびクラウドサービスの開発・提供を行う。
HiTTO社は、2006年設立。社内向けAIチャットボットを提供している。2021年12月よりマネーフォワードの完全子会社に。

HiTTO社は、社内向けAIチャットボット「HiTTO(ヒット)」の提供を通じて、中規模以上の企業におけるバックオフィス業務の効率化に貢献している。
完全子会社化した2021年12月以降、マネーフォワードのネットワークや顧客基盤を活用し利用者拡大を推進してきた。

マネーフォワードは、「HiTTO」を「マネーフォワードクラウド」へブランド統合し、両サービス連携を推進することで、更なる利用者の拡大及び利便性の向上を進めていくことを目的に、HiTTO社を吸収合併することとした。なお、顧客及び取引先における契約承継に係る負担、事業譲渡により生じる税負担等を踏まえて、事業譲渡ではなく吸収合併を選択した。

・合併の日程
取締役会決議日(当社及びHiTTO社)      2023年11月28日
合併契約締結日                2023年11月28日
合併契約承認株主総会(HiTTO社)       2023年11月28日
合併契約承認株主総会(当社)         2024年2月28日(予定)
合併期日(効力発生日)            2024年3月1日(予定)

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

マネーフォワードに関連するM&Aニュース

マネーフォワード、子会社のナレッジラボを株式交換により完全子会社化

株式会社マネーフォワード(3994)は、マネーフォワードを株式交換完全親会社とし、連結子会社である株式会社ナレッジラボ(大阪府大阪市)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、ナレッジラボとの間で株式交換契約を締結した。ナレッジラボは、本株式交換後、マネーフォワードの完全子会社となる。マネーフォワードは、PFMサービス及びクラウドサービスの開発・提供を行っている。ナレッジラボは、経営管

マネーフォワード、アウトルックコンサルティングに対しTOB実施へ

株式会社マネーフォワード(3994)は、子会社であるマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング株式会社(東京都港区)を通じ、アウトルックコンサルティング株式会社(5596)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得すると発表した。また、アウトルックコンサルティングとの間で資本業務提携契約を締結することを決定した。アウトルックコンサルティングは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完

マネーフォワード、Fintech関連事業を子会社マネーフォワードケッサイに承継

株式会社マネーフォワード(3994)は、『マネーフォワードPayforBusiness』を中心としたFintech関連事業の権利義務について、会社分割(簡易吸収分割)により、マネーフォワードの完全子会社であるマネーフォワードケッサイ株式会社(東京都港区)に承継することを決定した。マネーフォワードは、PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供を行っている。マネーフォワードケッサイは、金融サービ

マネーフォワードと三井住友カードが共同出資で新会社を立ち上げ

株式会社マネーフォワード(3994)と三井住友カード株式会社(東京都江東区)は、個人向け事業における、合弁会社の設立を含む資本業務提携に関する基本合意書を締結した。マネーフォワードの家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワードME」を中心とした、個人のお金に関わる各種サービスと、三井住友カードが提供するデジタルをベースとした最先端のキャッシュレスサービスや、SMBCグループが提供する個人向け総合金融サ

マネーフォワード、100%子会社の「マネーフォワード エックス」を新設分割により設立

株式会社マネーフォワード(3994)は、新設分割により、MoneyForwardXドメインにおいて展開する事業の権利義務について、本新設分割により新たに設立する株式会社マネーフォワードエックス(東京都港区、以下「新設会社」)に承継することを決定した。マネーフォワードを分割会社、新設会社を承継会社とする簡易新設分割であり、新設会社はマネーフォワードの100%子会社となる予定。マネーフォワードは、PF

この記事に関連するタグ

「吸収合併」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消滅会社のすべての権利義務を包括的に承継させる合併手法の1つです。より効率的な経営を目指し、シナジー効果を創出することを目的に行われます。具体的には資産・負債や、取引先や従業員などが、消滅会社から存続会社へ包括的に承継されます。「包括的に承継される」とは、相続のように個々の承継手続きをとることなく、一

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。新設合併とは?新設合併とは、複数の組織や企業が合併し、新たな組織や企業を設立する合併手法です。一般的には、グループ内の企業を統合させることによるコスト削減や生産性の向上、事業規模の拡大などを目的に行われます。合併する複数の会社の法人格は消滅し

合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A(MergersandAcquisitions)は企業の合併・買収のことであり、「Mergers」が今回ご紹介する合併を指します。本記事では合併の概要や買収との違い、メリット・デメリット、必要な手続きなどについてご紹介します。合併とは合併とは、複数の組織や会社が法的に1つになることを指します。他のM&A手法と同様に、企業の成長力を高める目的で行われます。実務的には完全子会社化した後、一定の時

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年11月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード