デロイト トーマツグループ、km2yの全事業を譲受け
デロイト トーマツ グループは、デロイトトーマツ リスクアドバイザリー株式会社(東京都千代田区、以下DTRA)の完全子会社としてデロイトトーマツ km2y株式会社(東京都千代田区、以下、DTkm)を設立し、株式会社km2y(東京都品川区、代表取締役 蜂巣悌史 以下、km2y)の全事業を譲受けを行った。
DTRAは、デロイト トーマツ グループの主要ビジネス、Audit & Assurance(監査・保証業務)、Risk Advisory(リスクアドバイザリー)、Consulting(コンサルティング)、Financial Advisory(ファイナンシャルアドバイザリー)、Tax & Legal(税務 & 法務)の一つであるリスクアドバイザリービジネスを担い、経営管理における課題解決のために、グローバル規模でサービス提供を行う。
km2yは、2011年に設立。情報セキュリティ事業を中心に展開。セキュリティ監視基盤となるSecurity Information and Event Management*1 (SIEM)に関する豊富なノウハウをもち、Security Operation Center *2(SOC)の立ち上げ、構築、運用、改善に関する支援を行う。
デロイトトーマツは今回の事業譲受を契機に、SIEM基盤のコンサルティング、開発、構築、運用、保守までを一気通貫で提供することが可能になった。また、SOCの管理態勢を評価し、改善に向けた提言を行うSOC成熟度評価等、デロイト トーマツが持つサイバーセキュリティ分野での専門性と組み合わせ、サービス提供の幅を広げていく。併せて、これらのサービスをより多くの企業に提供していくために、人材の採用と育成を拡大し、サービス支援体制を一層強化する。
*1 セキュリティ情報管理(SIM:Security Information Management)とセキュリティイベント管理(SEM:Security Event Management)という2つの概念を組み合わせたもの
*2 セキュリティ監視体制