会社売却先シミュレーション

アクセルマーク、医療機器製造販売のABC JAPANを買収

更新日:

アクセルマーク株式会社(3624) は、2024年1月18日開催の取締役会において、株式会社ABC JAPAN(東京都中央区)との間で、同社の全株式を取得し連結子会社とすることに関する基本合意書の締結について決議した。

アクセルマークは、広告事業、IoTヘルスケア事業、トレーディングカード事業、ブロックチェーン関連事業を行う。
2023年12月15日付で公表した「(開示事項の経過)ヘルスケア事業への本格参入に関するお知らせ」に記載のとおり、ヘルスケア事業の第一弾として、Ascella Biosystems,Inc.(以下「Ascella社」)が開発をしている「Ascella Real Time System」 について、日本国内での使用、輸入、製造、販売及び販売委託に関するサブライセンス付きの独占権を活用した利益率の高いヘルスケア事業に本格的に参入していくことを決意し、医療機器製造販売業の許可を取得することを検討していた。

ABC JAPAN社は、医療機器製造業登録及び第二種医療機器製造販売業許可を保有し、二酸化炭素濃度計等の医療機器販売を行っていたが、コロナ禍収束に伴う需要の減少により、現在は事実上営業を休止している。

アクセルマークはABC JAPAN社を完全子会社とすることにより、グループ自らが主体となりAscella社製品の独占販売権を活用した利益率の高いヘルスケア事業の展開を行うことで、より高い収益性を持った事業構造へと転換することが可能であると考える。

また、Ascella社以外についても、海外において販売実績を有する医療機器等の日本国内での販売展開を予定する等、ヘルスケア事業として早期の収益化を目指していく。

・今後の予定
株式譲渡契約書締結日 2024年4月下旬
株式譲渡実行日    2024年4月下旬

放送・出版・コンテンツ制作業界のM&A・事業承継の動向はこちら

放送・出版・コンテンツ制作業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、放送・出版・コンテンツ制作業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

アクセルマークに関連するM&Aニュース

アクセルマーク、ゲーム・アプリ開発などのスパイラルセンスを買収へ

アクセルマーク株式会社(3624)は、スパイラルセンス株式会社(東京都千代田区)との間で、同社の全株式を取得し、子会社とすることに向けた協議開始に関する基本合意書の締結について決定したことを発表した。アクセルマークは、広告事業、IoTヘルスケア事業、ブロックチェーン関連事業を行っている。スパイラルセンスは、ゲーム・アプリ開発、XR開発、WEB制作/システム制作を行っている。目的本件M&Aによりスパ

オルトプラス(3672)、アクセルマークよりゲームの企画・開発・運営等に係るゲーム事業の一部譲受へ

株式会社オルトプラス(3672)は、アクセルマーク株式会社(3624)のゲームの企画・開発・運営等に係るゲーム事業の全部又は一部を事業譲渡や組織再編等の方法により譲受することについて、アクセルマークと基本合意書を締結することを決定した。オルトプラスおよびグループは、ソーシャルゲームの新規開発および運営並びに他社のゲームタイトルの運営受託等に注力している。アクセルマークは、オンラインゲーム、インター

アクセルマーク(3624)、DMM.comより有名人とファンを結ぶコミュニケーションアプリ「DMM.yell」事業を譲り受けへ

アクセルマーク(3624)は、株式会社DMM.com(東京都港区)より「DMM.yell」事業を譲り受けることについて、DMM.comと基本合意契約を締結することを決定した。事業開始に要する費用は、譲受価額を含め136百万円程度。アクセルマークは、既存事業領域であるエンターテインメントとマーケティングの周辺領域を軸に新規事業の創出を推進してきた。平成29年2月には、ゲームキャラクター等の公式ライセ

セプテーニHD(4293)、保有するアクセルマーク(3624)株式を一部売却

セプテーニ・ホールディングス(4293)は、保有するアクセルマーク(3624)株式の一部を売却することを決定した。議決権所有割合は39.97%から29.90%となる。本件後、アクセルマークはセプテーニHDの連結対象からはずれ、持分法適用関連会社となる。アクセルマークは、モバイルゲーム事業、コンテンツ事業、広告事業を手掛けている。セプテーニHDは、平成28年9月期より、アクセルマークが手がけるモバイ

アクセルマーク(3624)、コンテンツ事業をアサップネットワークに譲渡へ

アクセルマーク(3624)は、コンテンツ事業をアサップネットワーク株式会社(東京都品川区)に譲渡することについて基本合意の決定を行った。アクセルマークは、モバイルゲーム事業、広告事業、コンテンツ事業の3つの事業を主に展開してきた。譲渡対象のコンテンツ事業においては、通信キャリアプラットフォームやスマートフォン向けプラットフォームに向けて、音楽、電子書籍などのデジタルコンテンツの販売を行っている。ア

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

M&A全般
「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

近年、後継者不在の会社を第三者が譲受けるケースが増加傾向にあります。本記事では、後継者のいない会社を買う場合のメリット、認識しておきたい注意点、会社の探し方や相談先についてご紹介します。この記事のポイント後継者不在の企業を買収するケースが増加している背景には、経営者の高齢化や価値観の多様化がある。会社売却のメリットには、事業参入の短縮、規模拡大、文化の継承があり、社員の雇用や待遇改善の可能性もある

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード