事業承継セミナー

丸紅、イオンと戦略的パートナーシップに関する契約書締結、株式を追加取得

更新日:

丸紅株式会社(8002)とイオン株式会社(8267)は、2013年3月27日付で締結した「戦略的パートナーシップに関する協定書」に基づき構築してきた提携関係のさらなる発展に向け、新たな「戦略的パートナーシップに関する契約書」を締結した。

丸紅は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報ソリューション、食料、アグリ事業、フォレストプロダクツ、化学品、金属、エネルギー、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース・不動産、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメント、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開する。

イオンは、GMS事業、SM事業、ヘルス&ウエルネス事業、DS事業、総合金融事業、国際事業、サービス・専門店事業、ディベロッパー事業、およびそれに関連する事業を営む会社の株式または持分を保有することによる当該会社の事業活動を管理。グループでの事業展開は、14カ国、1.8万店舗/カ所。(2023年2月末現在)

本契約は、丸紅とイオンが長きにわたり培ってきた信頼と実績をさらに発展させ、両社の事業基盤を活用した新たな価値創造を行うパートナーシップを構築すべく締結するものである。

本契約を機に、商品調達・開発や国内外における流通機構、GX、DX等の領域で事業機会の可能性を模索し、中長期的に共同取り組みを拡大する。

また、双方の関係をより強固なものとするため、丸紅はイオン株式を追加取得した。
丸紅とイオンは、両社が有する経営資源・ノウハウを活用することにより、両社の一層の企業価値向上を目指す。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

丸紅・イオンに関連するM&Aニュース

イオン子会社のイオンリテール、同じく子会社のダイエーから運営する3店舗を承継

イオンリテール株式会社(千葉県千葉市)は、多様かつ変化し続ける顧客ニーズに応えるため、2025年3月1日より、株式会社ダイエー(東京都江東区)が運営する3店舗を順次、承継することを決定した。イオンリテールは、関東・東海・北陸信越・近畿・中四国にGMS(総合スーパー)を構え、ディベロッパー事業やサービス事業なども含めた総合小売業を展開している。ダイエーは、首都圏、京阪神に展開領域を特化し、セルフサー

イオンスマートテクノロジーとイオンアイビスのIT事業が統合

イオン株式会社(8267)は、イオンスマートテクノロジー株式会社(千葉県千葉市)とイオンアイビス株式会社(千葉県千葉市)のIT事業の統合を発表した。イオンスマートテクノロジーを存続会社とする吸収分割方式。背景・目的イオンは、2020年にイオンのDXを推進するITインフラを担う企業としてイオンスマートテクノロジーを設立し、イオングループのデジタルシフト戦略を具現化するためのプラットフォーム構築や、I

アイ・シグマ・キャピタル、合成樹脂被覆電線・複合多芯ケーブルの製造販売を行うニューテックスの全保有株式を譲渡

アイ・シグマ・キャピタル株式会社(東京都千代田区)が管理・運営する「アイ・シグマ事業支援ファンド3号投資事業有限責任組合」は、保有する株式会社ニューテックス(埼玉県富士見市、以下:対象会社)の全株式を、2024年9月30日、対象会社経営陣が設立した特別目的会社に譲渡したことを発表した。アイ・シグマ・キャピタルは、対象会社役職員とともに販路拡大支援、間接部門の強化等を実行し、経営基盤強化、収益拡大お

丸紅、米国食用スペシャリティ油脂加工・販売のGemsa社を買収 

丸紅株式会社(8002)は、米国においてオリーブオイルなどの食用スペシャリティ油脂の加工・販売事業を行うGemsaEnterprises,LLC(以下、「Gemsa社」)の発行済み持分の過半数を取得し、子会社化する。Gemsa社は、食用スペシャリティ油脂のブレンディング・パッキング・販売を行う。丸紅は、本件M&Aを通じて、長年の油脂トレード事業で培ってきたグローバルな調達力と国内外の事業会社を通じ

丸紅系のJAFホールディングス、ジャパンフーズへのTOBが成立

丸紅(8002)系のJAFホールディングス株式会社(東京都千代田区)は、ジャパンフーズ株式会社(2599)の普通株式を、公開買付け(TOB)による取得を2024年5月13日から実施していたが、2024年7月8日をもって終了した。所定の手続を経て、上場廃止となる。本公開買付けにおいては、応募株券等の総数(2,518,204株)が買付予定数の下限(1,459,800株)以上となったため成立、応募株券等

この記事に関連するタグ

「パートナー戦略」に関連するコラム

事業戦略とは?策定に活用できるフレームワーク、成功に導くポイントを解説

経営・ビジネス
事業戦略とは?策定に活用できるフレームワーク、成功に導くポイントを解説

企業経営は、いくつかの戦略に基づき進められます。その中でも特に重要な事業戦略は、経営戦略を踏まえて、事業ごとに策定する必要があります。本記事では、事業戦略を立てるためのフレームワークや効果的な立て方、作成時のポイントなどについてわかりやすく解説します。日本M&Aセンターでは、事業ポートフォリオの総合分析と個別事業に関するカーブアウト分析の簡易版について、専門チームが無料でご提供を行います。詳しくは

パートナー戦略で進化した具体的事例2選

M&A全般
パートナー戦略で進化した具体的事例2選

新型コロナウィルスは、これまでだれも経験したことのない恐怖、いつ収束するのか、そして第二波がいつ起こるのかという不安を生みました。人と人の物理的な距離を保つ、密を避けた行動、これまでとは異なる生活様式への変化を求められました。このWithコロナ時代における生活様式の変化は、経済活動にも大きな変化をもたらしています。連載コラム「Withコロナ新時代を生きる危機に強い会社になるために」の第3回では、改

なぜパートナー戦略をとることで危機に強い会社になれるのか

M&A全般
なぜパートナー戦略をとることで危機に強い会社になれるのか

新型コロナウィルスは、これまでだれも経験したことのない恐怖、いつ収束するのか、そして第二波がいつ起こるのかという不安を生みました。人と人の物理的な距離を保つ、密を避けた行動、これまでとは異なる生活様式への変化を求められました。このWithコロナ時代における生活様式の変化は、経済活動にも大きな変化をもたらしています。▼Withコロナ新時代におけるすべての企業・経営者が取るべき戦略(1)「リスク分散」

Withコロナ新時代を生きるための4つの戦略とは

M&A全般
Withコロナ新時代を生きるための4つの戦略とは

新型コロナウィルスは、これまでだれも経験したことのない恐怖、いつ収束するのか、そして第2波がいつ起こるのかという不安を生みました。人と人の物理的な距離を保つ、密を避けた行動、これまでとは異なる生活様式への変化を求められました。このWithコロナ時代における生活様式の変化は、経済活動にも大きな変化をもたらしています。Withコロナ新時代において企業・経営者が取るべき戦略企業はこれまでのビジネスモデル

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年2月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード