株価算定シミュレーション

ケアネット、臨床研究支援業務のSattを買収

更新日:

株式会社ケアネット (2150)は、Satt株式会社(東京都新宿区)の全株式を取得し子会社化することで、Sattと合意した。

ケアネットは、製薬会社の営業支援サービス、Web上で医療コンテンツサービスを提供している。

Sattは、臨床研究支援業務を行っている。

背景・目的

ケアネットは、スペシャリティ医薬品※ のプロモーション支援サービスの安定成長のための事業基盤づくりに向け、スペシャリティ医薬品の治験という医薬品開発段階から製薬企業との取引関係を構築・ 強化することを重点開発方針の1つに掲げている。

また、臨床研究の段階より、創薬のサポートを実施する事業への着手を検討、大手競合企業の参入が少ない臨床研究領域における幅広い専門知識と経験を持つ人材を有するSattと事業協力ついて協議を重ねてきた。

両社は、Sattが有する優秀なCRA※※人材等とケアネットが有する医師会員資産・インターネット情報提供技術等を融合することにより事業のDX化を進め、治験プロセスにおける新しいソリューションの開発を図っていく。

※スペシャリティ医薬品: がんや希少疾患などの難治性疾患の治療に用いられるバイオ医薬品等の先進技術により開発された専門性の高い医薬品のこと。

※※ CRA: Clinical Research Associateの略。医薬品開発のための治験(臨床開発)が適切に行われているかを監視する業務を行う者の事。日本語では「臨床開発モニター」や「モニター」と表記する。

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ケアネットに関連するM&Aニュース

ケアネット、バリューネクストグループの株式取得

株式会社ケアネット(2150)は、株式会社バリューネクスト(東京都港区)の株式の過半を取得した。ケアネットは、製薬会社の営業支援や、Web上で医療コンテンツサービスを提供している。バリューネクストは、医療機関向け経営コンサルティングを営む株式会社メディカルクリエイト(東京都港区)と、医療機関向け経費削減コンサルティング・院内物流管理システム(SPD)の導入支援、受託管理を営むDALI株式会社(青森

ケアネット、子会社アドメディカの患者向け医療相談事業を承継へ

株式会社ケアネット(2150)は、完全子会社である株式会社アドメディカ(東京都中央区)の患者向け医療相談事業を承継する。ケアネットを承継会社、アドメディカを分割会社とする吸収分割方式にて行われる。承継する事業は、アドメディカの運営するプラットフォーム「DoctorsMe」を通じた広告事業・オンライン医療相談事業。ケアネットは、医師・医療従事者向けの情報提供事業を展開している。医療相談サービスを行う

ケアネット、MR業務代行事業を行うコアヒューマンの株式取得、子会社化へ

株式会社ケアネット(2150)は、コアヒューマン株式会社(東京都港区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は93.3%となる。取得価格は212百万円。ケアネットは、メディカルプラットフォーム事業、医薬DX事業、ヘルスデータサイエンス事業を行っている。コアヒューマンは、CSO事業(MR業務代行)、医薬人材紹介・派遣事業、MR教育研修支援事業を行っている。本件M&Aにより、ケアネ

ケアネット、東京海上HDと資本業務提携

株式会社ケアネット(2150)は、東京海上ホールティングス株式会社(8766)との間で資本業務提携をおこなうことを決定した。ケアネットは、製薬企業向けの医薬営業支援サービスおよび医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービスを行っている。東京海上ホールティングスは、損害保険会社、生命保険会社、証券専門会社、保険業を営む外国の会社、その他の保険業法の規定により子会社とした会社の経営管理を行っている。本

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年5月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード