メディロムの子会社MEDIROM Rehab Solutions、脳梗塞リハビリステーション事業展開のワイズから全事業を譲受
株式会社メディロム(東京都港区)の子会社である株式会社MEDIROM Rehab Solutions(東京都港区、以下「当社グループ」)は、日本国内において脳血管疾患に特化した保険外のリハビリステーション事業を展開する株式会社ワイズ(東京都港区)から、その全事業を譲受することを2024年7月10日に決定した。
メディロムグループは、健康管理サービスを目的とした「Re.Ra.Ku®︎」を中心に、全国307店舗(2024年5月末現在)のリラクゼーションスタジオを展開している。
ワイズは、保険外サービス『脳梗塞リハビリセンター』運営、リハビリ支援事業(リハビリ製品開発コンサルティング、リハビリ施設コンサルティング等)を行っている。
背景・目的
脳卒中の多くを占める脳梗塞の発症数は年々増加しており、2025年には脳卒中全体で300万人になると言われている。後遺症を抱える割合が高く、若年性のケースも増えていることから、後遺症が足かせとなり職場復帰ができず生活に大きな問題を抱えてしまうことが多い疾患である。
リハビリを健康保険適用する際は、150日ルール※で設定されていることが大半であり、150日でリハビリ環境が閉ざされてしまい、職場復帰や日常生活への回帰が難しいという問題が発生している。
そこで、ヘルスケア事業を展開する当社グループがワイズから『脳梗塞リハビリセンター』の運営を事業譲受することにより、当社グループが持つソリューションを提供し新たなサービス「在宅オンデマンド・リハビリシステム」を展開する。
「在宅オンデマンド・リハビリシステム」は、ワイズが培ってきたノウハウを活用し、個々のユーザーに合わせたトレーニングプランを提供することを目指す。
※150日ルール:健康保険を使用してリハビリを受ける場合の診療報酬を算定する際のルール
譲受事業
脳梗塞リハビリセンター10店舗及びそれに付随する全事業