M&Aニュース

事業承継セミナー

テクノスジャパン、米国子会社で情報システムコンサルティングのLirikの株式を追加取得・完全子会社化へ

更新日:

株式会社テクノスジャパン(3666)連結子会社のTecnos Global Company of America, Inc.(米国カリフォルニア州、以下「TGCA社」)は、同じく連結子会社であるLirik, Inc.(米国カリフォルニア州、以下「Lirik社」)の株式追加取得を決定した。

TGCA社は、米国における最新のICT技術動向のリサーチ、北米市場におけるソリューションビジネス展開などを行っている。

Lirik社は、情報システムのコンサルティング・企画・設計・開発等を行っている。

目的

テクノスジャパンは、2018年6月、Lirik社の発行済株式の95%を子会社であるTGCA社を通じて取得した。その際、残りの5%の株式は、Lirik社のCEOであるAnand Ghalsasi(以下「Anand 氏」)が企業価値向上のインセンティブとして保有していたが、グループにおける企業統治、資本政策等を検討する中で、Lirik社についても他の子会社同様、残り5%の株式を取得し、完全子会社(孫会社)化することについて検討してきた。

一方、Anand氏においては、2023年4月、テクノスジャパンの経営執行役員に就任し、テクノスジャパングループ全体の成長を推進する役割も担うこととなった。

そのため、TGCA社がAnand氏の保有するLirik社の全ての株式を買い取り、Lirik社を完全子会社化することとし、Anand氏はその売却代金を用いて、テクノスジャパンの自己株式を取得することで、Anand氏のインセンティブをテクノスジャパングループ全体の企業価値向上に一致させることとして、本件M&Aを決定した。

株式の状況

異動前の所有株式数 11,692,308株(議決権の数:11,692,308個)(議決権所有割合:95.0%)
取得株式数 615,384株(議決権の数:615,384個)
取得価額 258百万円
異動後の所有株式数 12,307,692株(議決権の数:12,307,692個)(議決権所有割合:100.0%)

日程

取締役会決議日:2024年7月31日

契約締結日  :2024年8月8日(予定)

株式譲渡実行日:2024年8月8日(予定)

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

テクノスジャパンに関連するM&Aニュース

テクノスジャパン、システムインテグレーションビジネスのオランダTrueson社を買収

株式会社テクノスジャパン(3666)は、TruesonB.V.(オランダ・北ホラント州、以下「Trueson社」)の発行済全株式の100%を、テクノスジャパンの欧州子会社であるTecnosEuropeB.V.(オランダ・北ホラント州)を通じて取得することを決定した。本件によりTrueson社は、テクノスジャパンの連結子会社(孫会社)となる。テクノスジャパンは、企業向け経営・業務システムにおけるDX

テクノスジャパン、ブレインセラーズ・ドットコムを子会社化へ

株式会社テクノスジャパン(3666)は、ブレインセラーズ・ドットコム株式会社(東京都千代田区)の子会社化を決定した。テクノスジャパンは、企業向け経営・業務システムにおけるDX推進事業を行っている。ブレインセラーズ・ドットコムは、ソフトウェア開発事業やサービス事業を行っている。オンデマンドWeb帳票ソリューション「biz-Stream」を中核に、ビジネスを展開している。本件M&Aによりテクノスジャパ

テクノスジャパン(3666)、IT事業・クラウドソリューションを展開するアックの全株式を取得、子会社化

株式会社テクノスジャパン(3666)は、株式会社アック(大阪府大阪市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。テクノスジャパンは、ERP・CRM関連のシステムインテグレーション事業とデジタルトランスフォーメーション推進事業を柱に、企業向けのITサービスを提供している。アックは、米国セールスフォース・ドットコム社のクラウド関連サービスとERP関連サービスを軸にビジネスを展開している。本件M&A

テクノスジャパン(3666)、米国子会社を通じてSIビジネス展開のLirik社の株式95%取得

テクノスジャパン(3666)は、米国子会社であるTecnosGlobalCompanyofAmerica,Inc.(米国・カリフォルニア州、TGCA)を通じLirik,Inc.(米国・カリフォルニア州)の発行済株式95%の取得を決定した。取得価額は366,947千円。テクノスジャパンは、ERPを中心とした基幹システムの導入にビッグデータや最新デジタル技術を組み合わせたサービスを中心に事業を行ってい

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A
キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

国内外のM&Aに精通するDr.(ドクター)Mが、身近なM&A事例を用いて、独自の視点でポイントをわかりやすく解説する新企画「Dr.MのM&Aポイント解説」。第1回で取り上げる企業は「キリンホールディングス」。国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンで、いま何が起きているのでしょうか。|*概要*||-------------------------------------------

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

TOB(株式公開買付け)とは?わかりやすく事例を紹介

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?わかりやすく事例を紹介

東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業へのTOB(株式公開買い付け)の動きが活発化しています。本記事ではTOBの概要や主な流れ、メリット、企業事例をご紹介します。日本M&Aセンターでは、中小企業の成長戦略にフォーカスしたセミナーを開催しております。中堅・中小企業の成長戦略としてM&Aが注目されている現在、日本M&Aセンターが支援するレバレッ

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード