事業承継セミナー

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、納豆菌を主原料とした食品開発のフェルメクテスと資本業務提携

更新日:

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(6090)は、フェルメクテス株式会社(山形県鶴岡市、以下:フェルメクテス社)との間で、フェルメクテス社が実施する第三者割当による新株発行増資(以下:第三者割当増資)について下記の通り引受け、「バイオものづくり」事業に関する業務提携を行うことについて決定した。

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは、「バイオものづくり」生産性向上支援サービスの開発を進めている。

フェルメクテス社は、納豆菌を主原料とした食品の開発を行っている。

目的

フェルメクテス社の成長のために、スケールアップと原料変換効率の大幅な向上が必要であり、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズがこれまで磨いてきたメタボロミクス技術を用いて取得できるメタボロームデータやそれを活用した代謝分析がフェルメクテス社の課題解決に大きな貢献ができることが期待される。

両社は、「バイオものづくり」における製造原価低減のための収率向上を主目的とした研究開発を協働で実施することに合意した。また研究開発を加速するためにフェルメクテス社が実施する第三者割当増資を引き受けることとした。

業務提携の内容

メタボローム解析技術を活用した「バイオものづくり」における製造原価低減のための培養条件最適化と収率向上のための研究開発

新たに取得する相手方の株式又は持分の取得価額

引受株式の種類及び数 フェルメクテス社普通株式14,000株(増資引受後当社持ち分比率16.1%)
引受株式の払込金額 1株につき3,570円
払込金額の総額 49,980,000円
払込期日 2024年9月30日

日程

取締役会決議日:2024年9月11日

契約締結日  :2024年9月11日

事業開始日  :2024年9月12日(予定)

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

バイオ・医薬品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、バイオ・医薬品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズに関連するM&Aニュース

この記事に関連するタグ

「資本業務提携・業務提携・第三者割当増資」に関連するコラム

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携とはどのようなもので、業務提携やM&Aとは何が違うのかを明確にしつつ、メリットやデメリット、手続きの流れなどについて解説します。日本M&Aセンターでは、資本提携など、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

経営・ビジネス
アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

アライアンスとはアライアンスとは、異なる企業や組織が協力関係を築き、共同で目標を達成するために提携することを指します。一般的には市場競争力の強化、リソースの共有、新たなビジネスチャンスの創出などを目的として行われます。英語(alliance)では「同盟」「提携」「連合」などの意味を持ち、この協力関係は、単なる取引以上の戦略的な意味合いを持つことが多く、長期的なビジョンを共有する過程が含まれます。こ

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。業務提携とは?業務提携とは、複数の企業が経営資源を出し合い、1社だけでは解決できない問題を協力し合うことで事業成長、競争力強化を行う施策の一つです。自社単独では、残念ながら多く

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード