資生堂(4911)、ロレアル社に子会社株式を譲渡
株式会社資生堂(4911)は、L'Oréal S.A. (フランス、ロレアル社)より、資生堂がスキンケア、ボディーケアおよびヘアケアを中心に展開しているCarita(カリタ)事業およびDECLÉOR(デクレオール)事業を展開しているフランスの子会社およびその持株会社(いずれも100%の議決権を保有)の株式および同事業関連資産のロレアル社への譲渡に関する提案を受け、同社との間で本件譲渡について独占交渉契約を締結した。
化粧品業界のM&A
カリタとデクレオールは、資生堂グループのプロフェッショナル事業の一角を占めるブランドであり、主にヨーロッパでサロンや小売店にスキンケア製品やその施術サービスを提供している。
資生堂は、プロフェッショナル事業では、日本・中国を中心とするアジアで大きく成長している「資生堂プロフェッショナル」と米国・ヨーロッパで成長性を確保している「Joico(ジョイコ)」に注力していく。