日本ペイント(4612)、Wuthelamグループと協業関係深化に向け戦略的提携へ
日本ペイント株式会社(4612)は、Wuthelam Holdings Ltd. 及びその代表者Goh Hup Jin氏との間で、中国・マレーシア・シンガポールに所在する複数の合弁会社の持分取得を通した日本ペイントによるマジョリティ化を含む、アジア地域の合弁会社の出資比率の見直し等を行うことに向けた方針について合意した。
化学業界のM&A
日本ペイントは、香港・中国・シンガポール・マレーシアの各合弁会社の議決権の51.0%を保有することになる数の各合弁会社の持分につき、平成26年2月3日から1年以内に、Wuthelam グループ等から金103,300百万円で譲り受ける。
また、Wuthelam社の100%子会社であるNipsea International Limited を割当先とした第三者割当による新株式の発行を日本ペイントが行う。調達金額は102,300百万円で、Wuthelam グループの持株比率の合計(本第三者割当増資後の発行済株式総数に対する割合)は約30.28%程度となる見込み。
日本ペイントは、日本ペイントの塗料技術およびWuthelamグループがアジアに関して有する知見や販売網を相互に活用する枠組みを整え、事業の拡大、オペレーションの効率化、新市場の開拓等に向けた戦略の拡充と実行を図り、塗料業界におけるグローバルトップメーカーを目指す。