合同製鐵(5410)、トーカイを完全子会社化及び九州製鋼株式を一部譲渡
合同製鐵株式会社(5410)は、持分法適用会社である九州製鋼株式会社(福岡県糟屋郡久山町)の子会社である株式会社トーカイ(同久山町)の株式を100%取得して完全子会社化すること、及び九州製鋼の株式 の一部を譲渡すること等について決定した。
合同製鐵のトーカイに対する議決権所有割合は2.0%から100.0%となり、九州製鋼に対する所有割合は25.0%から9.8%となる。
九州製鋼とトーカイは、九州を中心として異形棒鋼の製造・販売を行う普通鋼電炉事業会社。両社は親子関係にあることから、細物メーカーの九州製鋼と、ベースサイズメーカーのトーカイが協業することで、フルサイズ供給メーカーとして商品を提供してきた。
他の株主と協議の結果、各株主の強みをより活かせる株主構成に変更することとなり、本件を実施する。
合同製鐵は、九州を中心とした拠点に異形棒鋼製造拠点を持つことでさらなる事業成長と経営基盤の拡充を図る。また、共同販売会社「九州・トーカイ デーバースチール株式会社」(福岡市博多区)を設立し、九州製鋼とトーカイ両社の一体的な運営による異形棒鋼フルサイズ販売を維持する。
●今後のスケジュール
株式売買実施日 平成28年3月31日