トランスジェニック(2342)および免疫生物研究所(4570)、医化学創薬が実施する第三者割当増資を引き受け
株式会社トランスジェニック(2342)および株式会社免疫生物研究所(4570)は、医化学創薬株式会社(札幌市北区)が実施する、第三者割当増資の引受けを決定した。
トランスジェニックの取得価額は50,000千円、持株割合は31.7%から35.6%となる。
免疫生物研究所の取得価額は50,000千円、持株割合は0%から11.9%となる。
トランスジェニックは、遺伝子破壊マウス作製受託をはじめとする基礎研究支援から非臨床試験、臨床試験、診断までをカバーしたトータル創薬支援ツールを提供することで医薬品開発をサポートしている。
また、免疫生物研究所は、有用な抗体医薬品の製造方法を研究し、製品化を目指している。
医化学創薬は、糖鎖関連技術について世界的な第一人者である北海道大学の西村紳一郎教授らが開発した糖鎖解析・合成技術をキーテクノロジーとして設立され、北海道大学との共同研究を通じて、治療標的として有望な創薬シーズの開発を行っている。
三社は本件により、免疫生物研究所の遺伝子組換えカイコ技術による抗体医薬品や診断薬の開発技術、トランスジェニックグループの抗体シーズ開発技術や非臨床試験受託実績等の創薬支援ツール、および医化学創薬が有する糖鎖関連技術を融合させ、三者共同で創薬シーズの創薬及び診断薬開発ステージへの展開を加速化させる。
●今後のスケジュール
2016年3月31日 本株式取得予定日