事業承継セミナー

アース製薬(4985)と大幸薬品(4574)、資本業務提携へ

更新日:

アース製薬株式会社(4985)は大幸薬品株式会社(4574)と資本業務提携に向けた基本合意書を締結した。
アース製薬は、第三者割当の方法により、大幸薬品の普通株式を引き受け、大幸薬品の議決権所有割合5.78%を保有する予定。

アース製薬は、主軸である家庭用品事業において、家庭用殺虫剤、家庭園芸用品、口腔衛生用品、入浴剤などを市場に提供し、安定的な成長を続けてきた。特に家庭用殺虫剤においては、国内50%超というシェアを確保している。

大幸薬品は、「正露丸」「セイロガン糖衣A」を主力製品とする医薬品事業と、「クレベリン」を主力製品とする感染管理事業の2つを主な柱として、新製品・サービスの企画・販売による市場拡大を続けている。

アース製薬は、感染予防と衛生管理に対する需要の高まりをみて、大幸薬品の保有する感染管理事業に関する特許技術を高く評価。また、両社は、二酸化塩素を用いた物体・空間除菌の重要性と蚊の忌避効果などの可能性を共有している。
本件により両社は、製品の共同開発やマーケティングの協働などの業務提携を積極的に推進するとともに、資本提携による協力体制の強化と企業価値の向上を図る。

●今後のスケジュール
資本業務提携契約締結日 平成28年7月上旬
株式譲渡実行日       平成28年7月下旬

化粧品・トイレタリー製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アース製薬・大幸薬品に関連するM&Aニュース

アース製薬、TWOよりライフスタイルブランド「BARTH」事業を譲受へ

アース製薬株式会社(4985)は、株式会社TWO(東京都渋谷区)の「BARTH」ブランドに関する事業の譲受を決定した。【譲受する事業内容】・薬用BARTH中性重炭酸入浴剤、その他中性重炭酸を配合した商品、その他「BARTH」ブランドの製品の開発製造・上記の販売事業並びにこれらに関連する事業アース製薬は、虫ケア用品・入浴剤・口腔衛生用品や、総合環境衛生管理サービスを提供しているメーカー。TWOは、ウ

大幸薬品株式会社(4574)、台北のFortune River Biotech Inc.のクレベリン販売事業を譲り受け

大幸薬品株式会社(4574)は、子会社である台湾大幸薬品股份有限公司(台湾台北市)においてFortuneRiverBiotechInc.(台湾台北市、FR社)のクレベリン販売事業を譲り受けることを決定した。譲受価額は、50百万円。大幸薬品は、胃腸薬「正露丸」やクレベリンなどの製造販売を展開している。将来的には台湾を拠点とした近隣諸国への展開も視野に置いている。FR社は、コンサルティング事業、クレベ

アース製薬(4985)、ベトナムの同業社A My Gia Joint Stock Companyの全株式取得

アース製薬(4985)は、ベトナムで家庭用品を製造・販売するAMyGiaJointStockCompany(ベトナムビンズオン、AMG)の全株式を取得することを決定し、株式譲渡契約を締結した。取得価額は約89億円。AMGは、ベトナム国内において住居用洗剤を中心に、芳香剤や殺虫剤などの家庭用品を製造・販売している。AMGが有する製品群は、ベトナム市場において有数の地位を築いている。アース製薬グループ

アース製薬(4985)、ペット用品のジョンソントレーディング社の株式を一部取得

アース製薬株式会社(4985)は、株式会社ニチリウ永瀬(福岡市)が保有するジョンソントレーディング株式会社(横浜市、JTC)の株式の一部を取得することについて決定した。取得価額は616百万円、議決権所有割合は35.0%となる。アース製薬は、コア事業の家庭用品事業において、家庭用殺虫剤や家庭用園芸用品、入浴剤、衣類用防虫剤等の事業領域を展開している。特に家庭用殺虫剤においては、50%を超える市場シェ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・資本業務提携」に関連するコラム

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却を行うにあたって、あらかじめ押さえたいポイントがいくつかあります。本記事では会社売却のメリット、流れなど概要をご紹介します。会社売却とは?会社売却は、経営者が新たなビジネスチャンスを追求するため、資金を調達するため、または事業のリスクを軽減するために行われます。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面として

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

「株式譲渡・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年6月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード