宇部興産(4208)と三菱重工業(7011)、両社子会社の射出成形機事業を統合
宇部興産(4208)の連結子会社である宇部興産機械株式会社(山口県宇部市)と三菱重工業(7011)の連結子会社である三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社(名古屋市、以下三菱重工プラテック)は、射出成形機事業について株式譲渡契約書を締結した。宇部興産機械は三菱重工プラテックの株式の85%を取得する。
宇部興産機械の成形機事業は、商品力向上のため、コストダウン、顧客ニーズに適応した新機種の投入、海外サービス拠点の拡充などの施策により、顧客へのプレゼンスを高め、事業拡大を目指している。
三菱重工プラテックは、成形機事業の主要機種である射出成形機の分野で高い技術力・営業力を有し、全世界に多くのモデルを納入している。
本件により、宇部興産機械が三菱重工プラテックの経営権を取得し、商品のラインアップ・販売網の拡充による営業・サービス力の強化、製造コストの低減、両社技術の融合による開発力の向上をはかる。また、さまざまな顧客のニーズを先取りした新たな価値を提供することで射出成形機のグローバル市場における事業拡大を目指す。
●今後のスケジュール
株式譲渡日 平成29年1月1日