東京エレクトロンデバイス(2760)、アバールデータ(6918)傘下のアバール長崎を連結子会社化
東京エレクトロンデバイス(2760)は、アバールデータ(6918)の連結子会社である株式会社アバール長崎(長崎県諫早市)の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。
取得価額は1,064百万円。アバールデータによる議決権所有割合は75.32%から18.72%に、東京エレクトロンデバイスによる議決権所有割合は56.6%となる。
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やITソリューション等、国内外のエレクトロニクス製品の販売及び保守サービスを提供するほか、半導体の回路・基板設計から量産受託までを自社ブランド『inrevium(インレビアム)』で提供している。
アバールデータは、産業用コンピュータ、組込みモジュール、画像処理装置等の開発・設計・製造・販売を手掛けている。アバール長崎は、半導体製造装置関連分野を主軸に、現在、スマートエネルギー関連事業への取り組みに注力している。
本件M&Aにより、東京エレクトロンデバイスは、アバール長崎の持つ技術を活用しつつ引き続き自社製品の開発・販売を行うことで、新規事業の確立を加速させるとともに、『inrevium(インレビアム)』における開発及び製造能力を強化することで、量産受託サービス事業の拡大を目指す。
●今後のスケジュール
株式取得実行日 平成29年7月1日