株価算定シミュレーション

いちご(2337)、都心部で収益不動産事業展開のセントロの全株式取得

更新日:

いちご(2337)は、株式会社セントロ(東京都港区)を、セントロの全株式を取得することを目的として組成された合同会社カルペ・ディエム匿名組合(東京都新宿区、SPC)に出資し、SPCを連結子会社とすることを決定した。

出資額は3,205百万円。

セントロは、東京都心部を中心に収益不動産事業を展開している。2社の子会社を有しており、100%子会社であるストレージプラス株式会社(東京都港区)では、セキュリティと空調管理に優れたトランクルーム・レンタル収納を扱う屋内型のセルフストレージ事業を展開している。もう一つの子会社である株式会社テヌート(東京都港区)では、産業界で排出されるCO2を分離回収し、効率的に施用するシステムの普及による農業事業の活性化に取り組んでいる。

本件M&Aにより、いちごは、収益基盤の拡大、新たなアセットタイプへの新規参入による成長促進、クリーンエネルギー事業のさらなる発展などといったシナジーを創出することで、業力の一層の深化を行い、持続的成長を目指す。

●今後のスケジュール
株式取得予定日 平成29年7月3日

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

いちごに関連するM&Aニュース

東祥、子会社の東祥アセットマネジメントをいちごへ売却

株式会社東祥(8920)は、連結子会社である東祥アセットマネジメント株式会社(愛知県安城市)の全株式を、いちご株式会社(2337)へ譲渡することを決定した。東祥グループは、スポーツクラブ事業で「ホリデイスポーツクラブ」、ホテル事業で「ABホテル」、不動産事業で「A・City」を展開している。東祥アセットマネジメントは、不動産に関する管理、投資、運用を行っている。いちごはクリーンエネルギー事業、アセ

いちご、トランクルームのレンタルを行うストレージプラスを譲渡へ

いちご株式会社(2337)の完全子会社である株式会社セントロ(東京都港区)は、セントロが100%出資するストレージプラス株式会社(東京都千代田区)の株式を、アジア太平洋の主要セルフストレージ投資家へ譲渡することを決定し、契約を締結した。いちごは、「心築」事業・アセットマネジメント事業・クリーンエネルギー事業を手掛けている。2017年7月にセントロの全株式を取得し、セントロ傘下のストレージプラスをグ

いちご(2337)、100%連結子会社を通じて台湾のセルフストレージ・オペレーターEasy Storageの株式49%を取得

いちご(2337)は、100%連結子会社である株式会社セントロを通じて、EasyStorageTaiwanCo.,Ltd.(台湾、EasyStorage)と株式取得契約を締結し、EasyStorageの発行済株式の49%を取得した。いちごは、2017年7月に株式会社セントロの全株式を取得(M&A)したことを契機に、セントロの100%子会社のセルフストレージ・オペレーターであるストレージプラス株式会

いちご(2337)、高付加価値ブランド野菜・果物開発のオーガニックソイルと資本業務提携

いちご(2337)は、株式会社オーガニックソイル(東京都中央区)との間で資本業務提携契約を締結した。オーガニックソイルは、2019年5月1日付で株式会社OSMICへ商号変更予定。いちごは、子会社である株式会社テヌートにおいて、ビニールハウスにおける作物の光合成を最適化するため、CO2局所施用システムの開発および施工を行っている。オーガニックソイルは、高付加価値ブランド野菜・果物の品種開発を行うとと

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

【後悔しないM&A】会社売却の基礎知識!メリット・計算・税金・事例を紹介

M&A全般
【後悔しないM&A】会社売却の基礎知識!メリット・計算・税金・事例を紹介

会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほか

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年6月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード