株価算定シミュレーション

長瀬産業(8012)グループ、米国のスペシャリティケミカル・ディストリビューター・Fitz Chemを買収

更新日:

長瀬産業(8012)の米国子会社Nagase America Corporation(ニューヨーク州、ナガセアメリカ)は、米国のFitz Chem Corporation(イリノイ州、Fitz Chem)の株式を取得し子会社化するための株式譲渡契約を締結した。

Fitz Chemは、米国のスペシャリティケミカル・ディストリビューター。米国中西部~南部において、塗料・インキ向け原材料の販売を展開しており、パーソナルケア・ホームケア製品向け原材料、接着剤、樹脂コンパウンド向け工業用原材料の販売も手掛けている。

本件M&Aにより、長瀬産業は、Fitz Chemが持つ顧客基盤、人材、物流網、ノウハウ等のプラットフォームを獲得することにより、米国でのNAGASEグループが取扱う製品の販売拡大を図る。さらに、NAGASEグループが保有する付加価値サービス、製造・加工機能およびグローバルネットワークを活用することで、Fitz Chem の取引先との関係も強化しグループ全体のビジネス拡大を目指す。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

長瀬産業に関連するM&Aニュース

長瀬産業、環境負荷の小さな農産物EC販売の坂ノ途中の株式取得

長瀬産業株式会社は、次世代事業開発の基盤づくりを目的に、育成領域における提携として、株式会社坂ノ途中(京都府京都市)の株式を取得した。長瀬産業は、グループのバイオ関連事業の中核製造会社・ナガセヴィータ(岡山県岡山市)を中心に、主に産業用酵素の研究、開発、製造、販売を行っている。坂ノ途中は、環境負荷の小さい農業に取り組む生産者が栽培した農産物を販売するほか、スペシャルティコーヒー豆の栽培や販路構築の

長瀬産業、旭化成ファーマから診断薬事業・大仁医薬工場などを買収

長瀬産業株式会社(8012)は、旭化成ファーマ株式会社(東京都千代田区)との間で、旭化成ファーマの診断薬事業の買収等を内容とした最終契約(以下:本件買収)を2024年9月24日付で締結した。長瀬産業は、グループのバイオ関連事業の中核製造会社・ナガセヴィータ(岡山県岡山市)を中心に、主に産業用酵素の研究、開発、製造、販売を行っている。旭化成ファーマは、医療用医薬品、診断薬用酵素、診断薬の製造・販売を

長瀬産業、モルゲンロットと資本業務提携

長瀬産業株式会社(8012)は、モルゲンロット株式会社(東京都千代田区)と資本業務提携を締結した。長瀬産業は、商社、製造、研究開発の各機能を軸に事業を展開している。モルゲンロットは、HPC向け計算リソースの可視化・管理・最適化の開発コンサルティング・販売、HPC向け計算リソースの可視化・管理・最適化の開発コンサルティング・販売を行っている。目的長瀬産業は、既存事業とは異なる視点での事業創出を目的と

長瀬産業、A1Aと資本業務提携

長瀬産業株式会社(8012)は、A1A株式会社(東京千代田区)と資本業務提携を締結した。長瀬産業は、化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸入及び国内販売を行っている。A1Aは、グローバル製造業企業の調達機能の高度化製品の開発・販売、及びコンサルティングを行っている。背景・目的長瀬産業は、既存事業とは異なる視点での事業創出を目的としたスタートアップ企業への投資活動の高度化を目的に、

ナガセケムテックスが、ナガセヴィータの機能性色素事業および福井山田化学工業を統合へ

長瀬産業株式会社(8012)は、子会社であるナガセケムテックス株式会社(大阪府大阪市)による、ナガセヴィータ株式会社(岡山県岡山市)の機能性色素事業と、福井山田化学工業株式会社(福井県坂井市)の段階的統合を決定した。長瀬産業は、化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸入及び国内販売を行っている。ナガセケムテックスは、エポキシ樹脂変性品等の高機能樹脂、フォトリソグラフィ用材料、エピク

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業承継
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年8月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード