事業承継セミナー

大阪ソーダ(4046)、資生堂(4911)の分析機器製造販売子会社・資生堂医理化テクノロジーを買収

更新日:

大阪ソーダ(4046)は、資生堂(4911)の連結子会社である資生堂医理化テクノロジー株式会社(京都市)の株式及び資生堂の中国現地子会社である資生堂(中国)投資有限公司のクロマトグラフィー部門を譲受けることに合意した。

本件に先立ち資生堂は、クロマトグラフィー事業に関連する権利義務等を会社分割の方法により資生堂医理化テクノロジーへ承継する。対価として 資生堂医理化テクノロジーは、資生堂に対し普通株式100株を交付する。

大阪ソーダグループは、ヘルスケア関連事業の育成及び強化を重点的に推進している。特に医薬品精製材料分野において液体クロマトグラフィー(HPLC)用シリカゲルについて、積極的な投資を行っている。

資生堂医理化テクノロジーは、資生堂のクロマトグラフィー事業におけるHPLC用シリカゲルおよびHPLCカラム、分析装置の製造受託会社。

本件M&Aにより、大阪ソーダは、クロマトグラフィー事業について、従来のHPLC用シリカゲルの豊富なラインアップに加え、カラム、分析装置の事業分野までの一貫生産を実現するほか、グループの医薬品原薬・中間体事業とのシナジーを創出することで、ヘルスケア関連事業の拡大を図る。

また、中国市場をはじめとするアジア地域での営業基盤の拡充を図ることで海外市場におけるプレゼンスを向上し、企業価値の増大を目指す。

●今後のスケジュール

株式譲渡等実行日 平成29年12月1日

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化粧品・トイレタリー製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化粧品・トイレタリー製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

大阪ソーダ・資生堂に関連するM&Aニュース

資生堂、「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」事業の一部を子会社の資生堂ジャパンに承継

株式会社資生堂(4911)は、一人ひとりの自分らしい健康美を実現するインナービューティーブランド「SHISEIDOBEAUTYWELLNESS」に係る事業の一部を、会社分割(簡易吸収分割)により、資生堂の完全子会社である資生堂ジャパン株式会社(東京都中央区)に承継させることを決定した。資生堂を吸収分割会社とし、資生堂ジャパンを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。資生堂は、化粧品等の研究開発、製造お

資生堂、化粧品等の直営店ビジネスを子会社のザ・ギンザに承継

株式会社資生堂(4911)は、資生堂が総合美容施設「SHISEIDOTHESTORE」(東京都中央区銀座7-8-10)で展開している化粧品等の直営店ビジネス(以下:対象事業)を、会社分割(簡易吸収分割)により、資生堂の子会社である株式会社ザ・ギンザ(東京都中央区)に承継させることを決定した。資生堂を吸収分割会社とし、ザ・ギンザを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。資生堂は、化粧品等の研究開発、製造

資生堂、ファイントゥデイHDを欧州ファンドCVCに売却

株式会社資生堂(4911)は、持分法適用関連会社である株式会社ファイントゥデイホールディングス(東京都港区、以下「FTHD」)の全保有株式をプライベートエクイティファンドCVCCapitalPartners(以下「CVC」)が投資助言を行うファンドが直接または間接に出資をしている法人であるOrientalBeautyHolding(HK)Limited(中国・香港)に譲渡することを決定した。本件譲

資生堂グループ、プレステージスキンケアブランド「Dr. Dennis Gross Skincare」展開のDDG Skincare Holdings LLCを買収

株式会社資生堂(4911)は、2023年12月20日開催の取締役会において、詳細な条件の決定を代表取締役に一任のうえで、米州地域本社であり連結子会社である資生堂アメリカズCorp.(以下、SAC本社:米国、デラウェア州)を通じて、DDGSkincareHoldingsLLC(米国、ニューヨーク州)を買収することを決定した。2023年12月22日(日本時間12月23日)に最終契約を締結する。資生堂は

資生堂、連結子会社との会社分割によりザ・コラーゲン事業の一部を承継

株式会社資生堂(4911)は、会社分割(簡易吸収分割)により美容サプリメントブランド「ザ・コラーゲン」に係る事業の一部を、資生堂の完全子会社である資生堂ジャパン株式会社(東京都港区)から承継することを決定した。資生堂を吸収分割承継会社とし、資生堂ジャパンを吸収分割会社とする吸収分割方式。承継する事業内容は、ザ・コラーゲンのブランドホルダー機能および日本市場でのマーケティング機能。資生堂は、化粧品等

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・事業譲渡」に関連するコラム

事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

事業譲渡とは事業譲渡とは、企業が事業の一部または全部の事業を他社に売却する取引を指します。事業譲渡はM&Aスキームの1つであり、企業の戦略や目標に応じて検討されます。売り手の経営権はそのままに、対象事業の所有権を買い手に移転し、買い手は譲渡された事業を引き継ぎます。似た言葉として「事業売却」がありますが、一般的に事業譲渡と同義とされています。(会社法などでは、事業の一部を売買する行為を「事業譲渡」

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されるのが、事業売却です。本記事では、事業売却の概要、メリット・デメリットなどをご紹介します。事業売却とは?事業売却は、企業が所有している特定の事業部門や資産を他の企業に売却することです。売却する対象には資産、それにともなう負債だけでなく、商品などのブランドや流通販路、働く従業員なども含まれます。不採算部門

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年8月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード