浜松ホトニクス(6965)、半導体検査用光源メーカーのEnergetiq Technology, Inc.を子会社化
浜松ホトニクス(6965)は、連結子会社であるPhotonics Management Corp.(米国ニュージャージー州、PMC)が、Energetiq Technology, Inc.(米国マサチューセッツ州、エナジティック社)を子会社化することを決定し、株式譲渡契約を締結した。
取得価額は4,620百万円。議決権所有割合は100%となる。
本件は、エナジティック社を存続会社として、PMCが設立する買収目的会社(SPC)とエナジティック社とを合併させる現金交付型の逆三角合併方式で行う。
浜松ホトニクスは、キセノンランプや水銀キセノンランプなど、半導体検査用の光源を開発、販売してきた。
エナジティック社は、高輝度な光源であるレーザ励起光源(LDLS)について市場を独占しており、また、従来の半導体検査用光源よりも波長が短い極紫外線(EUV)光源を世界で唯一製品化している。
本件M&Aにより、浜松ホトニクスは、エナジティック社のLDLS及びEUV光源を取り入れることで、グループの製品ラインナップを拡充し、市場ニーズへの対応力の向上を図る。また、両社が培ってきた光源開発技術を組み合わせることで開発速度を上げるとともに、より高付加価値な製品を開発し、環境分析用途など半導体検査以外の新たな市場の開拓に取り組むなど、既存事業とのシナジーの創出を図る。
●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 株式譲渡契約締結日(2017年9月20日)から30日以内