山下医科器械(3022)、光通信(9435)と資本業務提携、第三者割当新株式発行
山下医科器械(3022)は、光通信(9435)との間で、資本業務提携及び第三者割当による自己株式の処分を行うことを決定し、光通信との間で資本業務提携契約を締結した。
光通信は、第三者割当により、山下医科器械普通株式47,533株(議決権所有割合1.86%)を引き受ける。
払込金額の総額は81,471,562円で、山下医科器械の調達資金額は手取り概算額で80,471,562円となる。
光通信グループは、現在、CRM(予約機能、紹介機能、会員証機能等を一体化した顧客関係管理システム)サービス事業「EPARK」に注力している。同サービスは現時点で約1600万ユーザーを抱え、飲食店やサービス業向けを中心にシェアを伸ばしており、医科向けサービスも展開している。
今回、山下医科器械及び光通信は、九州地区における医科向け「EPARK」の事業の共同展開に合意した。
本件M&Aにより、山下医科器械は、光通信グループの強みであるITコンテンツおよびサービス展開力と、自社が九州地区において事業を行ってきた長年の経験および知見を組み合わせることで、九州地区で医科向け「EPARK」を普及させ、両社の企業価値向上を目指す。
●今後のスケジュール
第三者割当の払込期日 平成29年10月20日