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帝人(3401) 、フィルム事業の合弁会社4社の全所有持分を譲渡

更新日:

帝人(3401) は、E. I. du Pont de Nemours and Company(米国デュポン社)と共同で、米国、欧州及び中国のフィルム事業の合弁会社4社の全所有持分を売却することを決定した。

米国デュポン社との合弁会社で当社の持分法適用関連会社である DuPont Teijin Films U.S. Partnership、DuPont Teijin Films Luxemburg S.A.、DuPont Teijin Films UK Limited、DuPont Teijin Films China Limited(以下、関連4社)の帝人所有持分全てを、米国デュポン社と共同で各国規制当局の承認後速やかに Indorama Netherlands B.V.社に売却する。

帝人グループは、現在、米国デュポン社との合弁会社で事業運営を進めてきたポリエステルフィルム事業の構造転換を進めており、昨年8月には日本とインドネシアの合弁会社のデュポン社の持分を取得した。

帝人グループは、米国、欧州及び中国の合弁会社4社を売却し、日本とインドネシアにおいて資源を集中的に投入する。

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帝人株式会社(3401)は、丸石製薬株式会社より、株式会社目黒研究所の発行済み全株式を取得し、子会社化することを決定した。帝人は、マテリアル事業、ヘルスケア事業を中心に様々な製品・サービスを提供している。ヘルスケア事業では、腸内細菌のエサとなって腸内の環境を整える食品成分であるプレバイオティクスに着目し、2020年にはプロバイオティクスにも展開拡大し、乳酸菌やビフィズス菌などの素材・製品を販売して

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