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ティーガイア(3738)、SCSK(9719)連結子会社クオカードの全株式を取得

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ティーガイア(3738)は、SCSK(9719)の連結子会社である株式会社クオカード(東京都中央区)の全株式を譲受けることを決定し、株式譲渡契約を締結した。
取得価額の総額は約225億円。

ティーガイアは、中核の携帯電話等販売事業において、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストアにおいてプリペイド式携帯電話及びプリペイドカードの販売や、PIN(認証番号)を活用したプリペイド式電子マネーの販売、ギフトカードの販売と決済サービスのディストリビューター事業を展開している。

クオカードは、1995年に「QUOカード」の発行を開始して以降、全国のコンビニエンスストアや書店、ドラッグストア等で使用可能な汎用型のプリペイドカード事業を展開してきた。

本件M&Aにより、ティーガイアは、自社グループの顧客基盤や事業ノウハウを活用することによるクオカードの一層の発展を図るとともに、「QUO」ブランドを通じて、パートナーであるコンビニエンスストアを中心とする加盟店の経済活動の活性化を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成29年12月1日

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