会社売却先シミュレーション

エア・ウォーター(4088)、米国の炭酸ガス関連機器・設備の製造・販売会社であるTOMCO2の全株式取得

更新日:

エア・ウォーター(4088)は、TOMCO2 SYSTEMS  COMPANY(米国・ジョージア州、TOMCO2)の全株式を取得した。

エア・ウォーターグループは、エンジニアリング事業において、高純度ガス供給プラントや超低温・高真空設備を中心に、ガス設備機器全般の開発から設計、調達、製作、施工、メンテナンスに至るまで、一気通貫にソリューションビジネスを展開している。海外では、アジアに製作・販売拠点におき、東南アジア及び北米市場を中心に、低温液化ガス貯槽の製造・販売を行っている。

TOMCO2は、米国市場を中心に炭酸ガス受入供給設備、炭酸ガスローリー、炭酸ガスを利用した水処理設備や消火設備等の設計から製作・検査、メンテナンスを手掛けている。

本件M&Aにより、エア・ウォーターグループは、エンジニアリング事業における機器設計・製作・販売拠点を初めて米国内に確立し、産業ガス関連の設備・機器・アプリケーションの事業分野で本格的に米国市場へ参入する。グループと海外現地法人とのノウハウの融合を図ることで、海外におけるエンジニアリング事業の強化を目指す。

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エア・ウォーターに関連するM&Aニュース

エア・ウォーター東日本、深沢ツールから高圧ガス・機械工具卸売事業を譲受け

エア・ウォーターグループの地域事業会社であるエア・ウォーター東日本株式会社(東京都港区)は、株式会社深沢ツール(岩手県滝沢市)より高圧ガスおよび機械工具の卸売事業を譲り受けた。エア・ウォーター東日本は、東北~中部エリアにおいて、産業ガスのトータルソリューションカンパニーとして高効率小型液化酸素・窒素製造装置「VSU」や充填所など、各地で生産拠点の整備を進め、産業・医療用ガスの安定供給を行っている。

エア・ウォーターグループのエア・ウォーターNV、エムエフケイを買収

エア・ウォーターNV株式会社(兵庫県尼崎市)は、株式会社エムエフケイ(埼玉県日高市、以下:MFK)の株式を譲り受け、同社のグループ入りを発表した。なお、エムエフケイは、2024年9月30日付でエア・ウォーターMFK株式会社に商号を変更。エア・ウォーターNVは、金属表面処理並びにこれに関する技術及びノウハウの販売を行っている。MFKは、硬質アルマイト/アルマイト/精密洗浄、電解・化学研磨/その他表面

エア・ウォーター、アンケート・ポイ活アプリ「Powl」運営のPTXを買収

エア・ウォーター株式会社(4088)は、株式会社PTX(東京都渋谷区)の発行済株式総数76.8%を取得し、子会社化した。エア・ウォーターは、産業ガス、ケミカル、医療、エネルギー、食品関連等の製品の開発、製造および販売を行っている。PTXは、ポイ活アプリ『Powl』をはじめとしたメディア事業を行っている。目的エア・ウォーターは、本件M&Aにより、一般消費者や若年層とのつながりを強化し、エア・ウォータ

エア・ウォーター・アメリカ、American Gas Products, LLCの事業を取得

エア・ウォーター株式会社(4088)は、グループの北米事業を統括するAirWaterAmericaInc.(米国ニュージャージー州、以下エア・ウォーター・アメリカ)が、AmericanGasProducts,LLC(米国マサチューセッツ州、以下AGP社)の事業を本年9月28日に取得したと発表した。エア・ウォーターは、産業ガス、ケミカル、医療、エネルギー、農業・食品関連等の製品の開発、製造および販売

エア・ウォーター、丸進青果の株式を譲受へ

エア・ウォーター株式会社(4088)は、丸進青果株式会社(福岡県福岡市)の株式を譲り受け、同社がグループ入りすると発表した。丸進青果はエア・ウォーターの持分法適用会社(エア・ウォーターグループの出資比率20%)だったが、株式追加取得により連結子会社化(出資比率51%)する。エア・ウォーターは、産業ガス、ケミカル、医療、エネルギー、農業・食品関連等の製品の開発、製造および販売を行っている。丸進青果は

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業承継
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年2月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728

月別M&Aニュース

注目ニュースワード