会社売却先シミュレーション

レーサム(8890)、サービシング事業を廃止、関連子会社をテアトル債権回収代表の新設会社へ譲渡

更新日:

レーサム(8890)は、グループのサービシング事業を廃止するとともに、連結子会社であるグローバル債権回収株式会社が保有するテアトル債権回収株式会社(東京都中央区)及びつばめインベストメント株式会社(東京都港区)の株式並びに、保有するグローバル・インベストメント株式会社(東京都港区)、株式会社レーサム・キャピタル・インベストメント(東京都千代田区)及びつばめインベストメントの株式をアルゴ・ホールディングス株式会社( 東京都港区)に譲渡することを決定した。

レーサムは、市場環境や資金効率性、グループ内シナジー効果等の観点からサービシング事業を廃止にする方針を固めていた。テアトル債権回収の代表取締役であった藤堂裕隆氏より本件申し出があった。

アルゴは、本件譲受のために藤堂氏により設立された。

本件M&Aにより、レーサムグループは、経営資源を主力の資産運用事業及び新規事業に集中することで、更なる成長を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡日(株式譲渡契約の効力発生日) 2018年11月1日

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

レーサムに関連するM&Aニュース

ヒューリック、レーサムへのTOBが成立で連結子会社へ

ヒューリック株式会社(3003)による、株式会社レーサム(8890)の公開買付け(TOB)が2024年10月30日をもって終了した。応募株券等の総数(8,375,371株)が買付予定数の下限(800,300株)以上となったため成立している。レーサムは、2024年11月7日(本公開買付けの決済の開始日)付で、ヒューリックの連結子会社となる予定。また、レーサムは現在、東京証券取引所スタンダード市場に上

ヒューリック、レーサムへTOBを実施へ

ヒューリック株式会社(3003)は、株式会社レーサム(8890)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。レーサムは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、レーサムは上場廃止となる見通し。ヒューリックは、不動産賃貸事業、その他不動産に関わる事業、3K(高齢者・健康、観光、環境)ビジネスを行っている。レーサムは、不動産にかかる資産価値創造事業、資産価値向上事業及び未来価

レーサム、連結子会社のアセット・ホールディングスの全株式をRight Nowに譲渡へ

株式会社レーサム(8890)は、連結子会社である株式会社アセット・ホールディングス(群馬県安中市)の全株式および貸付債権を、株式会社RightNow(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。レーサムは、不動産を運用資産として提供する不動産事業を行っている。資産価値創造事業、資産価値向上事業、未来価値創造事業を展開している。アセット・ホールディングは、ゴルフ場運営事業を行っている。ゴルフコースに宿

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年8月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード