日本電産(6594)グループ、ドイツの小型精密減速機メーカーGraessner社の全株式取得
日本電産(6594)は、子会社である日本電産シンポ株式会社(京都府長岡京市)のドイツ現地法人Nidec-Shimpo GmbHを通じ、同国MS-Graessner GmbH & Co.KG(MSグレスナー社)及びグループ関連会社(以下、総称して「Graessner社」)の全株式を取得した。
日本電産は、日本電産シンポにおいて、減速機の製造・販売・サービス事業を日本・中国を中心とするアジアと米州を中心に展開している。入力軸と出力軸が同一方向である『同芯軸型』の精密減速機に強みを持つ。
Graessner社は、ドイツの小型精密減速機メーカー。入力軸に対し出力軸が直角方向にある『直交型』の精密減速機を得意とし、ドイツを中心とした欧州諸国に展開している。
本件M&Aにより、日本電産グループは、日本電産シンポとGraessner社の両社が有する高い技術力とブランド力、強固な顧客基盤を相互に活用するとともに、日本電産グループの資金力とグローバルベースでのプレゼンスを最大限活用し、製品とサービスの品質向上することで、更なる成長を図る。