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日本紙パルプ商事(8032)、シンガポールとマレーシアの紙・包装資材卸売会社2社の全株式取得、完全子会社化

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日本紙パルプ商事(8032)は、Spicers Paper (Singapore) Pte Ltd(シンガポール、Spicers SG)及びSpicers Paper (Malaysia) Sdn Bhd(マレーシア、Spicers ML)の発行済全株式を取得し、完全子会社化することを決定し、株式譲渡契約を締結した。

日本紙パルプ商事は、進行中の中期経営計画における注力分野の一つとして、海外卸売事業の規模拡大に積極的に取り組んでいる。現在グループの海外拠点は、22カ国、87か所となっており世界トップクラスの紙・板紙流通ネットワークを構築している。

Spicers SGは、シンガポールにおいて紙・包装資材の卸売を行っており、パッケージやデジタル分野に強みを持つ。
Spicers MLは、マレーシアで同事業を展開している。

本件M&Aにより、日本紙パルプ商事は、シンガポール及びマレーシアの紙流通業界における地位の飛躍的な向上を図るとともに、グループのグローバルネットワークの更なる強化・活用を推進し、自社グループとSpicers SG及びSpicers MLが取り扱う商品を相互に供給するシナジーを追求する。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2018年11月

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