日立製作所(6501)、間接材購買子会社株式をインフォシスリミテッド、パソナグループ(2168)、パナソニック(6752)の3社に部分譲渡、合弁運営へ
パソナグループ(2168)の連結子会社である株式会社パソナ及びインフォシスリミテッド(インド・バンガロール)、パナソニック(6752)は、日立プロキュアメントサービス株式会社(東京都千代田区)の株式について、日立製作所(6501)が保有する株式の一部を譲り受ける契約を締結した。 譲り受け比率はパソナが2%、インフォシスリミテッドが81%、パナソニックが2%。日立製作所は15%の保有となる。 日立プロキュアメントサービスは商号を「HIPUS(ハイパス)」に変更する。
現在、AIやRPAといったデジタル技術の活用によって、調達活動を含む企業の従来業務の効率化・合理化及び競争力強化を図る動きが拡大している。また、国内のBPM関連サービス市場は更なる拡大が見込まれている。 日立プロキュアメントサービスは、日立グループの間接材購買機能を担っている。 本件により、パソナ及びインフォシスリミテッド、パナソニックは、ハイパスにおいて、パソナが有する国内における人財やBPOネットワークと、インフォシスが有する調達におけるグローバルな知見やBPM基盤、IT技術を融合し、まずは、日立とパナソニックの調達活動においてBPM・BPOサービスを展開することで、間接材調達業務の高効率化・高付加価値化を目指す。 さらに、3社が有する顧客基盤を活用し、BPM・BPOサービスに加え、コンサルティングやリバースオークションなどの購買スキームの導入、調達に関する研修サービスの提供など、幅広い事業を展開することで、中期的な事業規模の拡大を目指す。 ●今後のスケジュール 株式譲渡実行日 2019年4月1日