宝HD(2531)連結子会社のタカラバイオ(4974)、雪国まいたけにキノコ事業を譲渡
宝ホールディングス(2531)の連結子会社であるタカラバイオ(4974)は、株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)にグループのキノコ事業を譲渡することを決定した。
タカラバイオグループは、進行中の中期経営計画において、バイオ産業支援事業、遺伝子医療事業、医食品バイオ事業の3つの事業部門を主軸に、グローバル企業かつ再生医療等製品企業としてのプレゼンス向上に取り組んでいる。
キノコ事業については、関係会社である瑞穂農林株式会社(京都府京丹波町)と株式会社きのこセンター金武(沖縄県金武町)において、製販一体で事業を展開してきた。今回、タカラバイオが保有する両社株式も譲渡対象となる。
雪国まいたけは、各種キノコの生産・販売を展開している。マイタケの生産・販売において国内トップシェアを持つ。
本件M&Aにより、タカラバイオグループは、一層の経営資源の選択と集中を図ることで、中期経営計画の確実な達成とひいては企業価値の向上を目指す。
●今後のスケジュール
事業譲渡期日 2019年3月1日